突然の宗教法人「幸福の科学」への出家を直筆の文書で発表した人気若手女優・清水富美加(22)を巡り、芸能界が揺れている。
今月12日、幸福の科学の広報担当者らが、都内で会見を行い、「ファンの皆様・報道関係者の皆様へ」と題した清水本人直筆の文書を配布した。
■以下、清水富美加のコメント全文
ファンの皆様・関係者の皆様へ
ファンの皆様、関係者の皆様、友達、飲み友達、私と話したことがある人、知ってくれている人。突然に、本当に突然に、芸能界から姿を消して申し訳ありません。お世話になっていた現場や、共演者さん、スタッフさん、関わらせて頂いた方々にご迷惑をおかけしている事、しっかりと自覚しております。
しかし、約8年、このお仕事をさせていただきましたが、その中でお仕事の内容に心がおいつかない部分があり、しっかりとした生活が送れず。毎日がギリギリの状態でした。
なので今、出家したいと思いました。
私、清水富美加は幸福の科学という宗教に出家しました。
なんで、それで、出家することになるのか、皆さんにとっては、何もかもが意味不明だと思います。幸福の科学が、宗教が、出家というものが何なのか。「出家したい」と言ったら、マネージャーさんにも、「意味が分からない。やめてくれ。」と言われました。無宗教の方が多い現代では、誰もがするであろう反応ということも分かっております。
それでも、神とか仏とか、あの世とか、確かめようのないもの、この目で見たこともないものを、私は信じ、神のために生きたいと思いました。出家を決意してからは、安定した生活が送れるようになっております。
皆様から見たら洗脳とも取れるであろうこの一連の出来事やこの8年間で感じてきた素直な気持ちを、これから、偽りなく、明かしていきたいと思います。どうかこれからも温かい目で見守って頂ければ幸いです。本当に本当にありがとうございました。
2017年2月吉日
清水富美加
これまでもエキセントリックな発言が目立ち、いわゆる"不思議ちゃん"ポジションであったが、歯に衣を着せぬ天真爛漫なキャラで愛され、本業である女優業でも2015年のNHK連続テレビ小説「まれ」でヒロインの友人役に抜擢、多数の映画、テレビ、CMに起用されるなど、一見、順風満帆な道を歩んでいるように見えたが、清水本人としては違ったようだ。
この騒動について、清水の所属事務所であるレプロエンタテインメントと出家先の幸福の科学の主張は真っ向から対立。
関係各所は対応に追われ、清水側に損害賠償が請求される可能性も充分にあり得る。
しかし、ここにきて一つの疑問が出てきた。