世界中の詐欺師が狙うジャパンマネー
石油を運ぶタンカー。この中身を利用した詐欺の全容とは!?
油は資源である。つまり資源詐欺とも言える。
過去、ロシアのオイル高騰時期にもこの手の資源(オイル)詐欺が多発した。取引詐欺、設立詐欺、未公開株詐欺とそのパターンは様々だったが、とにかくオイル価格の高騰に便乗してひと儲けしませんかという誘い文句で、多くの金主が詐欺師たちの餌食にあった。
そして、現在、ハイブリッドや太陽光等に代表されるような燃料転換ブームにつけこんだ新・油詐欺が横行している。
キーワードはロシアと中国。そして狙われているのは日本の金である。
膨張する中国、暗躍するロシア
まず、土台となるのは中国での話。中国では所謂ガソリンに代わる燃料の需要が急速に広がっている。樹脂から採れる油をガソリンの代わりとして機械を動かしたり、鉄クズ等から採れる油を新たなる燃料資源として用いている。
情報としては、軍関係の機械や重機等は、もうガソリン以外のこれらの燃料で稼動出来るという。
これは世界的燃料ビジネスを視野に入れた中国の経済活動であり、またエコや節約という意味もあるだろうが、万が一の決戦の時にガソリン不足で戦闘不能になる事を懸念しての燃料転換の意味合いもある。
この様に既に使用されている油もあれば、油によっては実験段階の物もある。その中に、「M100」と呼ばれる鉄クズ系の油がある。これの製造元はロシアである。
オイル価格の混迷が長引くロシアにとっても、この新燃料ビジネスは、中国という顧客がいる限り確実に国益につながる。ほとんどが何らかのクズやカスから採れた油の寄せ集めを販売しているわけだから利益率も大きい。
ロシアで製造されたガソリンに代わる油・M100はタンカーで運ばれて中国に持ち込まれる。中国では先記した通り、その需要が高まっている為に確実にビジネスとして成立する。
日本の大手企業の中にもこのビジネスに本格参入を開始したところもある。軍需産業系企業とだけ云っておく。