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ブレない心

新進気鋭の作家 ー伊邪那 太郎が放つ!ー 新連載『極道としての論理』④

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ーブレない心ー

意地というものがないのだろう。
半端な能書き垂れて、右へ行ったり、左へ行ったり...事情は知らないが、ヤドカリ如く渡り歩く(笑)
傍から見たら拾う方も拾われる方もヤクザとしての意地もない、言うなればプライドなしのポンコツ。そんなポンコツ迎えて頭数増やしても所詮、戦力外でしかない。いずれ何処かで安目を売るのが関の山である。

意地を貫くことができない人間は、何処へ行っても同じことを繰り返すものと相場は決まっている。
何も六代目山口組や神戸山口組、任侠山口組に限ったことではない。
事実、我が縄張内に勝手に入って来て事務所を構えられるそんな状況があるにも関わらず、其れご挨拶だ誕生日祝いだと関東から足しげく来神する他団体の長も存在するのだ。

お互いに目を瞑り、喰えるところから喰って行く...。
起きてしまったことを嘆いても仕方がない。
要は意地を張り通し続けられるか否かですべてが決まる。ハッキリ言ってヤクザは頭数ではないが己の利に走った者は必ず滅んで行くだけのこと。

どんな時も物事を冷静に考え判断することが求められる。この先も若い衆の離脱はあると見るべき。
中途半端な気持ちで我が命は守れないと肝に銘じて行動することが一番である。

文・伊邪那 太郎