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阿弥陀如来インタビュー

歌舞伎町 〝阿弥陀如来〟藤井学が語る歌舞伎町地下経済 「(歌舞伎町は)心を黒くしないと食われちゃう街」

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歌舞伎町の女には欲の強い女が多い


──素人目線で聞きます。歌舞伎町の女たちの現状って、どんな女ですか。

要は欲望の街だから、欲の強い女が多いな、という印象です。金銭欲。物欲も、性欲も。欲望の強い街。

 そして、目が、悪いけど¥マークになってるかな、と思う。うーん、わかるよ、その目はって。何か企んでんな、って(笑)それに引っ掛かる人たちもいると言う感じ」

──歌舞伎町って一見さんがすごく多い街だから、おのぼりさんが多くて、カモるのにちょうどいいところですよね。カモがすきまなく襲えるようになっていますよね、4〜5年前のキャバクラ全盛期とかも、ある程度キャバ嬢がタレント的な扱いをされてきてる状況だったと思うんですけど、歌舞伎町に、そういったタレント扱い目当てに来てた女の子とかもいたんですか。

「沢山いましたよ、腐るほど見てます」

──そのような子を指名しても5分も自分のテーブルに付かないですよね?

「それもそうだし、女の子たちがメンタル的にもたないですよ。やっぱり。だって、内側に入るのと外から華やかな世界を眺めるのでは全然ちがう。どこの綺麗な箱行ったって、女と客がいないところは、もうふわーんという雰囲気ですもん。そこに華が入ってくるからこそ、その箱が引き立ってくる。そういう話じゃないですか」

──前に話を聞いた時に歌舞伎町のキャバ嬢の3分の1はシャブに手を出してるという爆弾発言しましたよね(笑)

しましたね(笑)当時はそうでしたね。「ここの箱、シャブやってる女多いよ」って情報が入ってくるじゃないですか。
 スカウトマンと自分は繋がっている、客引きも繋がっているし、店のオーナーとも繋がっている、そうしたらすぐ情報が入るじゃないですか。「学くん、ビッチなやつすぐつけますよ」って」


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──それは精神的に負担が大きくて、それをやわらげるために。

「そんな綺麗な言葉じゃないですね。

 いや、それはただ単に、地方から出てくる女って、東京で働く女で多いじゃないですか。地方から、ネオンを目指してくる。そこに対して欲望がある。で、出会いがある。そこの出会いの中には薬をやっている奴もいる。エクスタシーやっている奴もいる、葉っぱを吸う奴もある、今度は遊ぼうよって。心を許していけば、じゃあ一回やってみてもいいな、って。

 経験もして、嫌な思いをして、ダメになって地元帰ってる奴もいますけれど、新宿のキャバ嬢で残ってるのは、それも経験した上で30何歳の子がキャバクラにいたりするんだけど、大概、薬の話をしたりしちゃうと、「新宿はやってる子多いよね」なんて。だけど今はそんな薬ばかりやっている箱、つまりキャバクラ自体が少なくなってはきていますね」

──薬をやっている全体量が少なくなっているんですか?

「いや、反対に増えて来ているんじゃないですか。男でやっている人間はまず歌舞伎町に入って来ない、職質とかで危ないから。だけど女は隠す場所沢山あるでしょ、だから中々パクられない」

この手の話は当然書けない事が多くあり、かなり省いているが、実際に藤井学氏の口からは薬をやっている女の子の多かったキャバクラなどの名前が出て来たのだが、今も現存している店も多い為に店名などは省かせて頂いた。今回は縄張りからまた、薬の話に戻ってしまったが、次回以降より深く歌舞伎町を掘り下げていく。