>  > 「覚醒剤をやめるのは大変だけど、がんばってほしいです」作家・天藤湘子、使用体験を赤裸々告白[後編]

「覚醒剤をやめるのは大変だけど、がんばってほしいです」作家・天藤湘子、使用体験を赤裸々告白[後編]

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家族がいたから、覚醒剤をやめられた


──ご著書では、お父さんの借金の債権者にも関係を迫られたことも綴っていらっしゃいます。

天藤  はい。その男とラブホテルを転々として、覚醒剤を射ってはセックスする日が続きました。たぶん逃げようと思えば逃げられたと思うんですけど、捕まったら殺されるかもしれませんし、自分も逮捕されるかもですし、とにかく無気力でしたね。

──その生活は、相手の男性が亡くなったから終わったんですよね。

天藤 はい。その後もいろいろあったのですが、覚醒剤と縁を切れたのは、家族の支えもありました。家族のおかげで今の私があるので、とても感謝しています。父が病気でヤクザを引退し、母も体調を崩したので、私も家族のために覚醒剤をやめようと思えたのです。母はいわゆる極妻タイプではなく、やさしい人だったので、家族はなんだかんだいっても仲よしでした。おかげで両親が亡くなった今も姉妹とはいい関係です。

 覚醒剤をやめられない方は、支えて下さる方がいらっしゃらないのかもしれません。ご家族でなくてもお友だちやファンの皆さんで支えれば大丈夫かなと思います。私も微力ながら応援したいです。


<了>




(取材・文 吉原美姫/写真は天藤湘子さん提供)




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天藤湘子 プロフィール

てんどう・しょうこ 1968年生まれ。ヤクザの組長の娘として生まれ、壮絶なイジメや覚醒剤に溺れた過去などを綴った『極道(ヤクザ)な月』(2004年、現在は幻冬舎アウトロー文庫所収)がベストセラーに。現在は月刊誌『週刊実話ザ・タブー』で『極道な月』の続編を連載中。















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