夜の繁華街で友人関係を作り上げていった成宮だが、疑惑の告発を受けているような「ドラッグと酒にまみれた奔放な遊び」で培われた人間関係は、砂上の楼閣とも言えるもの。仲間のプライベートを平気で売る人物を「友人」と呼べるはずがないのだが...。
海外出国中であると言われるが、ビザの関係もありいつまでも逃亡し続けるわけにいかない成宮が日本に戻ってきたとき、この現実をどう受け止めるのか。
自らが撒いたタネではあるとはいえ哀れですらある。この機会に自分自身と自分の周囲を冷静に見つめなおし、すべてを切り離した上で、それでも自分を支えてくれる本当の友人を見つけられればそれに越したことはないのだが。
一度人間不信に陥った者が、安らげる時はくるだろうか。