>  > デリヘルウォーズ~想い出ぽろぽろ~後編 「別れの日の素敵な贈り者」
風俗マエストロ・ゴルゴ十三の「風俗の裏の裏の裏」デリヘル編

デリヘルウォーズ~想い出ぽろぽろ~後編 「別れの日の素敵な贈り者」

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素敵な贈り者


 皆の計らいで私は最上階の一室に泊まることになった。といってもスイートルームがあるわけでもなくただのシングルだ。

 窓の外を見る。雪がちらついていた。旧赤線地帯だけあって、鬱蒼とした場所だ。本当に化け物の一つや二つ出そうである。

 ホテルの前で車が止まり、人が出たか出ないかと思うとすぐ引き返した。そういえばこの日クリスマスだった。

 内線がなる。フロントの先輩からだ。

「今風呂とか入ってない? 大丈夫?」
「あ、TV見てます。大丈夫ですよ」
「そう、なら準備OK。では」
「あ、はい。お疲れ様です」

 電話はフロントからだったが、何故かさっき部屋に上がったはずのAさんの笑い声が聞こえた。ビールでも買いに1階に降りたのだろう。

コンコンコン・・・。
ドアのノックする音。
続いて、慌てたような感じでベルが鳴った。