>  > 日本の裏社会を語り尽くす! 究極対談「藤本勝也弁護士☓真鍋昌平(マンガ家)☓柴田大輔(作家)」
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日本の裏社会を語り尽くす! 究極対談「藤本勝也弁護士☓真鍋昌平(マンガ家)☓柴田大輔(作家)」

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『闇金ウシジマくん』の取材術


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藤本 今回、真鍋さんにお会いできるということで、『闇金ウシジマくん』読ませていただきました。

真鍋 それはそれは、ありがとうございます。

柴田 全部読まれたんですか?

藤本 さすがに全部は無理(笑)

柴田 38巻あるからね(笑)

藤本 でも、映画は2本観させてもらいましたよ(映画版はパート4まで、全4作)。僕みたいな仕事は普段なかなか時間取れないんですよ。映画なんてDVDとかで切れ切れにしか観られない。でもしっかり観ると、映画版もよく出来てますね。ちゃんと劇画の原作通りに作られてるんですね。

真鍋 そうですね。原作者の意図をちゃんと汲んで作ってくれました。


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映画『闇金ウシジマくん』公式サイト(リンク


藤本 でも劇画のほうを読んでてつくづく思ったんですけど、大変じゃないですか? たくさん勉強しないと描けないよね、あれは。裏社会、ヤクザ社会、そして当然、闇金の世界には相当深く踏み込んでおられるし、風俗やキャバクラの世界も知らなきゃならない。ああいうのはやはり、実際に見て聞いて、体験されるわけですか?

真鍋 ええ、取材はします。たとえばゲイの売春の話を描くときは、ウリセン(男娼)の子を買いにいってホテルで朝まで話聞いたり。

藤本 そうなると、取材費も相当かかるんじゃないですか。

真鍋 ハイ。お金は取材の段階でけっこうかかっちゃうんですよね。

柴田 最近のマンガ、劇画は取材が大変って聞きますよね。読者の目が肥えてるから、みんなリアルな現実が読みたい。想像や空想で描いても誰も満足しない。

藤本 そうそう。僕らが日々直面する現実が次々出てくるから、これはスゴイなって。今まで読んだことなかったから驚きの連続ですよ。ウチの女の子たち(事務所の女性スタッフ)は全員読んでいて、「先生、今頃何言ってんですか?」って笑われちゃってさ。