画像や動画の売買は、すべてオンライン上で完結する。
流れはざっとこのようなところ。
①まず少女がツイッター上で「エッチ写メ売ります」などとアナウンスする。あるいは、児童性愛者の男の方から、少女のアカウントへ「エッチな画像を売ってくれない?」などと誘いをかける。
②コメントやダイレクトメッセージ、さらにはLINEなどでやり取りをして、内容・枚数や本数・支払い額などの売買条件を擦り合わせる。
③商談が成立したら、客の男が指定の額のiTunesカードやLINEカードなどの「ネット上で使えるプリペイドカードやギフト券」を購入する。
④そのプリペイドカードの認証番号などをダイレクトメッセージやLINEなどで少女に伝えて支払いをする。
⑤少女がプリペイドカードが有効であることを確認したら、客の男へ自撮りした児童ポルノの画像や動画を送信したり、画像/動画の共有アプリを介して受け渡したりする。
被写体である少女本人の家内制手工業による、児童ポルノの産地直送である。
この取り引きでポイントとなるのは、"すべてがオンライン上で済ませられる"ところ。
売り手側の少女も、客となる児童性愛者も、どこかへ出向いて顔を合わせる手間やリスクがないばかりでなく、振込先や送付先などの個人情報を相手に一切開示せずに済ませられるということでもある。
それゆえに少女も客も気軽に手を出してしまう現実がある。