>  > 【データで見えてくる犯罪】「殺人」の被害者はほとんど「犯人の身近な人物」
裁判傍聴バカ一代・今井亮一が行く!

【データで見えてくる犯罪】「殺人」の被害者はほとんど「犯人の身近な人物」

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 「犯行の動機・原因別」のデータを見てみよう。「その他」(79件)を除くと上位はこうなっている。
 
【1位】 憤怒 356件
【2位】 怨恨 124件
【3位】 介護・看病疲れ 42件
【4位】 子育ての悩み 27件
【5位】 痴情 23件
 
 日々身近に接しているからこそ、「もう頭にきた!」「もう許せない!」と爆発してしまう、そう考えることができる。

 もちろん、人を殺すというハードルはものすごく高い。そう簡単に殺人事件へは発展しないだろう。

 しかし、埋もれて爆発寸前の「憤怒」や「怨恨」が、もしかしたらあなたの近くにあるかもれない。友人や知り合いにキレやすい奴がいたら気をつけろ! 家庭内のトラブルを甘くみるな! そんなことが言えそうだ。
 
 次回は「強姦」と「強制わいせつ」について、被疑者と被害者の関係をご紹介したい。「殺人」とはまったく異なるものが見えてくる。


(取材/文=今井亮一)




今井亮一 プロフィール
いまいりょういち●交通ジャーナリスト/マンガ原作者/作家。著書は『交通違反ウォーズ!』(小学館)、『なんでこれが交通違反なの!? 警察は教えない126の基礎知識』(草思社)、『裁判中毒 傍聴歴25年の驚愕秘録』(角川書店)など多数。
ブログ「今井亮一の交通違反バカ一代」http://ko-tu-ihan.cocolog-nifty.com/
メールマガジン「裁判傍聴バカ一代」http://www.mag2.com/m/0001035825.html