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【閉鎖空間の闇】「派閥、体罰、シカト...」女子刑務官不足のウラ事情

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3年で4割離職の原因は「アレ」? 


 10月末から11月にかけて、「女子刑務官」に関する記事がなぜかネットで目立ちました。なんなんですかね。たとえば朝日新聞電子版11月1日付けでは「女性刑務官のやりがいPR 定員割れ続き、女子会も開催」、日経新聞電子版10月25日付けでは「女性刑務官3年で4割離職 法務省、定着へ見学付き説明会」などと報じています。

「この国のエラい人」的には、「就職難とか不景気とか言うわりに、女子刑務官のような安定したやりがいのある仕事につきたくないなんて、若いムスメは仕事を選んでケシカラン」とかいう感じなんでしょうかね。

でも、離職率が高いのは理由があると思いますよ。

法務省公式サイトでは、刑務官のお仕事について「刑務所、少年刑務所又は拘置所に勤務し、被収容者に対し、日常生活の指導、職業訓練指導、悩みごとに対する指導などを行うとともに、刑務所等の保安警備の任に当たります」としています。


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法務省公式サイトより(リンク)


 これじゃ漠然としすぎてて、イメージわきません。現実はキビシイと聞いておりますよ。

 そもそも助産婦さんでもないのに受刑者の出産に立ち会わされることもあるし、獄死者の検視や埋葬、死刑執行の立ち合いもやらないとなんですが、そんなことはまったく書かれてませんね。

 もちろん検視や埋葬はエラい人(=施設長)がやることになってますが、実務は現場職員ですし、死刑囚が女性の場合は、女子刑務官が立ち会うんですよ。

 おそらく採用面接でも、「キミ、収容者の出産や死刑に立ち会える?」とかは聞いてないと思います。聞いてたらドン引きしますよね、今の若いコなら。

 もう募集段階で詐欺じゃないかと思いますが、採用されても「思ったのと違った」と言って辞める方が多いそうですから、まずは公式サイトの見直しからじゃないですかね。