六代目山口組の"ご意見番"とも目される大物直系組長が亡くなったのでは、という噂が関西方面の知人から流れてきました。
山口組司忍組長も参列 神戸で最高幹部の通夜
2016/10/25 18:17
指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の「顧問」で、 直系団体「章友会」(大阪市北区)の石田章六会長が病死したことが25日、捜査関係者への取材で分かった。 同日夕、神戸市北区の葬儀場であった通夜には篠田建市(通称・司忍)組長(74)や 多くの直系組長らが参加し、兵庫県警が厳重な警戒に当たった。 捜査関係者らによると、石田会長は23日に83歳で死亡した。 1969年に山口組直系組長となり、現体制の中では最高齢となっていた。顧問は最高幹部ポストの一つという。 (後略)
神戸新聞NEXT 2016/10/25 18:17(リンク)
知人の話では、一時はかなり悪い状態にあった容態も持ち直し、自力で歩けるようになるなど回復されていた矢先の訃報だったそうです。
石田章六会長は、数多くの映画、小説にもなったあの柳川組の出身。それも柳川組四天王とも呼ばれた方で、1969年の直系組長昇格以降47年の長きにわたって山口組を支えてきた最古参の長老。昨年8月の山口組分裂直後には、引退を申し出ている、という噂がありましたが、そのキャリアに裏打ちされた知識と存在感が執行部からも強く求められたのでしょう。お亡くなりになる瞬間まで、現役極道を貫かれました。
どれだけ体調を崩されていても、定例会だけには御老体にムチを打たれて出席し、石田会長の乗られたセンチュリーが門扉から出てくると詰めかけている記者の人たちは定例会の終了を知る、なんていう話も聞いたことがあります。
その人柄は誰からも愛され、山口組五代目の渡辺親分からは、親しみをこめて「石田のおっさん」と呼ばれていた、と聞かしてもらったことがあります。
謹んで御冥福をお祈りいたします。
柴田大輔
これまで「工藤明男」のペンネームで活動してきたが、本作で初めて本名・柴田大輔を明かす。東京都杉並区出身の関東連合元リーダーで、ITや芸能の分野で活動後、複数の企業の筆頭株主として投資と企業コンサルタントを主な仕事としてきた。警察当局からは関東連合の最大の資金源と目されてきた人物。処女作『いびつな絆 関東連合の真実』(宝島社)刊行と同時に、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(暴対法)における保護措置により保護対象者に。同書は17万部のベストセラーとなる。2014年には『いびつな絆』の"少年編"と銘打った2作目『破戒の連鎖 いびつな絆が生まれた時代』(宝島社)を刊行。現在は執筆活動を中心にしながらアプリゲーム『Black Flower』『大激闘! 不良の花道』(TOR株式会社)などを開発・運営している。
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