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憂国我道会・山口祐二郎の「行動するチンチン」シリーズ

山口祐二郎がプロ風俗客・ヒクソン☆高田さんに会ってきた

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ヒクソン☆高田が風俗を語る


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写真はイメージです


──ヒクソンさんの話を聞いていると、風俗に対する美学のようなものを感じます。そこらへんはどうでしょうか? そういう部分を無理矢理引き出してインタビューをカッコ良く書こうという意図ではありません。

ヒクソン 僕は彼女が風俗ですからね。風俗は僕の日常になっているんです。さっき僕が3000万円を風俗に使ったと言いましたよね。でもね、多くの人は、彼女や結婚に金をかけるじゃないですか。それと風俗代ってたぶん同じぐらいですよね。だったら、僕は一生、風俗に金をかけた方が良いと思ったんです。

──説得力がありますね。共感する読者もいるんじゃないでしょうか。最後に、ずばり、ヒクソンさんにとって、風俗とは何かを教えていただけたら幸いです。

ヒクソン 風俗とは、僕の人生、ですね。だって、風俗がなければ、今回の取材も無かったわけじゃないですか。僕は昔ずっと、風俗誌の読者として読者投稿をしていたんです。ハガキ職人かというぐらい送っていました。それが出版関係者の目に留まって、面白い奴がいるなとなって、メディアに出るようになっていったんです。メディアに出るきっかけは風俗が好きなだけで、本当にたまたまだったんです。それに僕は、風俗がなければ友達もいませんでした。今いる僕の友達は30歳を過ぎてからできた友達です。みんな、風俗店関係者や、風俗雑誌関係者です。風俗がなければ、今の僕はいません。

──本日は、大変長い時間インタビューをさせて頂き、ありがとうございました。感動をしました。

ヒクソン どういたしまして。


対談(?)を終えて


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ネオンの光が良く似合うヒクソン☆高田さん(撮影/山口祐二郎)


 新宿歌舞伎町の居酒屋でヒクソン☆高田さんに話を聞かせてもらったが、終始、周囲からは奇異な目で見られていた。インタビュー後に一緒に居酒屋を出ると、「これからセクキャバに行く」とヒクソン☆高田さんは言った。握手をして旧コマ劇近くのセントラル通りで別れた。爽やかな笑顔で夜の街に消えていくヒクソン☆高田さんの背中を見送った。確か、前日もセクキャバを2軒ハシゴしているはずである。セクキャバ後は、エロエステか、ヘルスか、手コキ店に行くのだろうか。けれどもきっとピンサロは、チンコは食べ物じゃないという信念のもと、行かないのだろう。

 最初は、どんなインタビュー記事になるかが心配であったが、取材をしていてその不安は見事に打ち砕かれた。ヒクソン☆高田さんは、とても気を使う優しくてあたたかい人だった。カリスマ風俗客は、風俗客に道を作り、風俗嬢を癒し、風俗業界に希望の光を照らしている。


(生きていく上で知らなくてもまったく困らない)本文の註
※1 ヘルスとは、キス、フェラ、素股などで性的なサービスをする風俗店。本番行為(挿入)は基本的にない。
※2 ピンサロとは、ピンクサロンの略で、嬢がフェラを主とした性的なサービスをする風俗店。
※3 AKB48とは、秋元康プロデュースの日本の国民的女性アイドルグループ。
※4 ハロプロとは、ハロープロジェクトの略で、つんくが総合プロデュースを主に手掛けていた国民的女性アイドルグループ。
※5 セクキャバとは、セクシーキャバクラの略で、キャバクラでは禁止されている嬢の上半身を愛撫するなどの行為ができる風俗店。おっぱいパブとも言う。
※6 抜きとは、射精へ導く性的なサービス。
※7 レビトラとは、勃起薬の名称。
※8 ソープとは、ソープランドの略で、男性客に対し本番行為(挿入)を含めた性的なサービスをする風俗店。
※9 素股とは、男性器を女性器で圧迫、摩擦などする性的なサービス。挿入はしない。




(本文・註釈・ホテヘラー 山口祐二郎)




山口祐二郎
1985年、群馬県生まれ。歌舞伎町ホストなどを経て、新右翼「統一戦線義勇軍」幹部に。2007年に防衛省襲撃事件、2012年に東電会長宅前断食断水ハンストを起こし脱退。現在は、「全日本憂国者連合会議」議長、「憂国我道会」会長。作家・活動家として活躍。 著書に『ハイリスク・ノーリターン』(第三書館)、『奴らを通すな!』(ころから)がある。

山口祐二郎公式ツイッター  https://twitter.com/yamaguchiyujiro