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男猫の午前会議25時☆ 工藤明男×猫組長×渡邉哲也(ゲスト)②

ジャパニーズYAKUZAは「テロリスト扱い」が世界のルール!?

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世界最先端のアングラマネーの作りのテクニックとは


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工藤明男


工藤 タックスヘイブンに注目が集まってしまった今、そのほかの最新の租税回避のテクニックっていうのは、どんなものがあるんですか。

猫組長 いろいろありますよ。今の流行は証券使うんですよね。僕らはバンクギャランティにして、スタンドバイL/Cっていう証券にして、そうしたら現金じゃないから送りやすい。それを現地で割り引いて現金化するってやりかたとかね。

渡邉 あとはまあ、単純に地下銀行とかはどこにでもあります。

猫組長 パナマ文書騒動のあと、アングラマネーをユーロ圏からドバイに移したいとか、香港に移したいという要望が激増したんです。それで相対(市場を介さない、当事者同士の取引)のお金が全然足らなかった。売りたい人ばっかりで。

渡邉 相対でプラマイがゼロにならないと、多国間の地下銀行って成立しないですよね。だから、プラマイがゼロにならないときに現物を動かすんですよ。だけど、この現物を動かすというのが結構、難しい。今年の6月かな、韓国籍の女が1億4000万円相当の金塊を日本に輸入して捕まったんだけど(『下着から金の延べ板30枚 密輸容疑で韓国籍の4人逮捕』朝日新聞DIGITAL 2016年6月29日19時02分配信などを参照)、これが地下銀行の資金移動ですよ。今年に入って30回以上やってるって言うから、30億40億ですよ。金塊を日本で売って、銀行口座に入れてたんですよ。韓国と日本の地下銀行の相対の金のバランスをとるために。

工藤 地下銀行って、たとえば日本の窓口で100万円入金した瞬間に、中国で100万円相当の元が引き出せるってやつですよね。

猫組長 イタリアなんかね、フェラーリが地下銀行をやってるんですよ。車だけ送って、お金を現地で受けとるっていうやり方で、ドバイ - イタリアで、この間やってましたよ10台ぐらい。まああと、商社はやってますよね、ある程度ふつうにね。

工藤 商取引なのか地下銀行なのか分からないですね、ぱっと見。

猫組長 結果的に地下銀行になってるだけで、まあ表面上は商取引だからね。

渡邉 構造的に地下銀行になってる、バーター取引なんてその典型。

猫組長 だからそこにどういう法制があるかどうかの問題なだけで。だって、外国旅行の時にバスの運転手が両替とかやったりしてるでしょう。あれだって、厳密には銀行法違反なんだから。両替というのは、許可を得た銀行しかやっちゃいけないんだから。

渡邉 他の資金移動のやり方としては、たとえばですね──1箱のたばこから1本分だけ葉を抜くんです。そこに1カラットのダイヤモンドの石なら5個とか10個入る。たばこって身につけてるでしょ。金属探知機にも引っかからない。X線をかけられない限り、安全に持ち運べるんです。

工藤 そうか、バックに入れると赤外線かけられるけど、所持品としてポケット入れているわけですからね。

渡邉 で、そのダイヤに買い取り保証をつけるわけです。たとえば「ニューヨークに持って行くと5パー引きで買い取りますよ」って買い取り保証つけて動かせば、これで闇送金できますよね。

工藤 なるほど。日本からニューヨークにだいたい1億円送金したいとなったときに、日本から1億円分のダイヤを密輸して、ニューヨークで9千5百万円で現金化して、密輸人に5百万円渡す、ということですか? となると、もう銀行を経由する必要がなくなりますね。

渡邉 それやってるのが印僑(世界中で商取引をしているインドの閨閥の商人)の連中ですよ。印僑って大体基本的に、インドのマハラジャとかの高い階級の金持ちで、ファミリービジネスだから彼らは世界中に家族を置いていて、ニューヨークと香港と、たとえば東京と、あとパリとかフランクフルトに置いていて、それでその中でグルグルお金回してる。