>  > 世の中「諸事情」って言われる時には何か裏がある..."夜のお菓子"うなぎパイ販売中止の「諸事情」

世の中「諸事情」って言われる時には何か裏がある..."夜のお菓子"うなぎパイ販売中止の「諸事情」

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うなぎパイ販売中止の「諸事情」と「JR東海の事情」


「うなぎの絶滅が危惧されているから、早めの自主規制?」
「さては発売元の春華堂がナニかやらかしたか?」

 憶測を呼びまくる、JR名古屋駅構内の売店での「うなぎパイ」の謎の販売禁止騒動。いったい何があったのか。「諸事情」というヘンな理由のために、かえって炎が広がった印象がある。

 実は、JR名古屋駅構内の売店では2016年4月から販売されなくなっていた。

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「いつだったか、キヨスクで『お取り扱いしてません』って言われて、『ハア?』って感じだったのですが、その時は『たまたま売り切れなのかな』とノンキに考えていました。もともと電車は好きだけど、食べ物にはあまり興味ないし、うなぎパイは静岡・浜松の名物であって、愛知・名古屋の名物じゃないですしね。でも、おみやげとしてはおいしいし、値段も高くないから、人気商品のはず。それなのに『諸事情により販売しない』って、説明不足にもほどがありますよ」

 そう話すのは、鉄道ウォッチャーのAさん。「アヤしいけど、『またJR東海か......』と思わないでもない」というので、話を聞いた。


― たしかに「諸事情」って、逆にソソりますね。

Aさん 「ですね。JR東海のアヤシさは以前から指摘されてきたところですけど、(「諸事情」なんて)ネット住民にはおいしすぎる。」

― このアヤしさは、以前からなんですか?

Aさん 「記憶に新しいところでは、今年の春の最高裁判決ですね。2007年、徘徊していた91歳のお年寄りがJR東海の列車にはねられて死亡したんですが、東海側がご遺族に損害賠償を請求したんです。これは前代未聞の話で、『介護の現場をわかっていない』『わざとやったことではないのに』『年寄りは縛りつけておけとでもいうのか』と、介護業界でも大きな問題になりました。それが今年になって、最高裁はこれを『遺族には監督義務と責任ナシ』としたのです。まっとうな判決だと思います。でも、一審と二審(名古屋地裁と名古屋高裁)は東海側に軍配を上げています。これも批判されていましたが、地元だから庇ったのかなと半分本気で思っています。」