去る8月7日。東京都渋谷区にある恵比寿LIQUIDROOMにて、『THOGO FEST 2016トーゴーフェス ~夏のロック天国~』が開催された。主催者のTHOGO(トーゴー)氏はあらゆるエンターテイメントのプロデューサーとして活躍する人物で、当サイトでも取材したキャットファイト団体CPEの創設者でもある。そのTHOGO氏に縁のあるアーティストが一堂に会したのが、このイベントである。
放送禁止用語連発に恵比寿がどよめいた
オープニングアクトはコロガキ
フェスのトップバッターは、オーガナイザーのTHOGO氏が率いるバンドコロガキだ。ボーカルは吉本興業所属で「あなたの街に住みますプロジェクト」において山梨県に住む芸人のぴっかり高木。ドラゴンボール芸人としてもおなじみだ。途中のMCでは、一発ギャグを交え、会場を和ませながらも心地よいドライブ感のあるナンバーでその露払いの役目を果たした。
2番手に登場したのは、THOGO氏の後輩であり、イチオシのReach The Sky。業界内で天才ヴォーカリストとして評価の高いIchi-Naotoを中心に、完成度の高いサウンドで会場を沸かせた。
Reach The SkyのIchi-Naoto
続いて紹介したいのは、Young Kz with CPE水着オールスターズだ。
Young Kzとは「人妻と聞いただけでフル勃起」のフレーズが一度聴いたら離れない『裏Young Kz』という曲が動画サイトYouTubeで200万回の再生記録となり注目を集めるアーティストだ。
バックダンサーとしてCPEのファイターたちが華を添える
ヤンケージーの愛称でネットユーザーに知られ、その他の曲の歌詞も下衆なものが多いので"世界一ヒドいイケメンラッパー"として話題の人物である。
そして、この日のバックダンサーを務めたのはTHOGO氏が15年前に立ち上げたキャットファイト団体CPEのキャットファイターたちだ。しかも、全員が水着姿である。
普段はなかなか口に出すことができない、"ち○こ~"、"ま○こ~"といった下品な言葉(歌詞の9割)を白昼堂々と(?)、モッコリポーズな振り付けで会場が一体となって繰り出す光景は圧巻であった。また、客席にキャットファイトファンが駆けつけたことも盛り上がった理由のひとつだろう。
放送禁止用語がフロアーに響き渡った
THOGO氏が数々のV系バンドに縁があるということで登場したのがRHEDORIC(レドリック)だ。V系ミュージックの魅力を凝縮したような数々のナンバーを披露した。