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【裏ビジネスの実態】侵略者は突然やってくる

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見た目は「いい人」


 盗んでいる物が、大きくて隠しようがない物ばかりなので、盗んでから町中のどこかに保管していれば、みんなで探せばすぐにその場所を割り出して発見することもできるが、町の人や警察が盗難物の行方を追っても、盗難にあった鉄板やユンボ等が見つかることは一度もなかった。

 それはつまり、盗んでからすぐに町の外にモノを運び出していることを容易に理解させてくれる。やはり、完全にプロの仕業である。

農耕機械.jpg


 町の人たちは、100人の中国人たちとひとりのリーダーを見て、その手のプロには見えないとは言うが、だいたい泥棒の世界のプロというものは詐欺師と同じで、見た目は"泥棒なんかしませんよ"という真面目なオーラに包まれている。

 盗まれた鉄板やユンボは、たいてい盗んでから数時間以内に、近くの港のコンテナに保管される。いったん港のコンテナに入った物を部外者が覗くことはできない。

 たいていのコンテナは「鉄クズ資材」や「工作部品の類」として登録される。コンテナの中をひとつひとつ港の係員たちがチェックすることはないので、このコンテナの中には盗品を中心としたありとあらゆる物品(覚せい剤、バイアグラなどの勃起剤、盗品のプロテイン類、違反動物、盗品の自動車やその部品、盗品のパソコンや家電製品、盗品のDVD等)が積み込まれている。

コンテナ.jpg

 
 そして、運搬船の出港にあわせて、コンテナは船に積まれて、日本国外へと運ばれていく。