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日本の祭りから露店が消える!?

お祭りからテキヤを排除することで得られるものと失うもの

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祭りの露店を見ると心が騒ぎ、買い物せずにはいられないワケ


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写真はイメージです


 夏と言えば、お祭り。そして、お祭りと言えば、テキヤのおっちゃんたちの露店が楽しみのひとつだが、今年の夏も、祭り場からテキヤが、『暴力団』ということで締め出しをくらっている。

 そのテキヤが指定暴力団なら仕方がないかもしれない。お祭りの露店区画はたいていが地元の商工会議所や町内会が管理している。多くの露天商は、商工会議所や町内会の窓口に区画使用料を支払って店を出すケースがほとんど。地域によっては、無料のところもあるだろうが、全国各所の名だたるお祭りでは、お祭りの運営費の一部を負担するという意味で使用料を支払うことになっている。お祭りも一夜のお祭りもあればニ日間続くお祭りもあり、使用料はお祭りひとつについて、だいたい安くて5万円、高くても20万円前後が相場となっている。

 ほとんどの露店は、お祭りが夜からなので、商品の鮮度を保つために、その日の朝から仕込みをはじめる。前日までに材料を調達しておいて、材料を現場で調理しやすいように切ったり混ぜたりする作業をその日の朝からはじめるのである。あっという間に時間が過ぎて、午後には、祭りの会場に搬入し、露店を組み立てる。15時頃ともなると、もうあたり周辺はお祭りムード一色で、露店も、ウォーミングアップで、調理をはじめる。

 近年は、露店によるガス系の事故も多く、火の元の安全には細心の注意が払われている。また、衛生管理も熱心におこなっている店が多い。

 こうして、お祭りの楽しみであるテキヤの露店が慌ただしくも開店して、たこ焼き、お好み焼き、焼きリンゴ、ステーキ串、浜焼き、ベビーカステラなどありとあらゆるお祭りメニューをお客さんたちに提供してくれている。