【SEASON.4】
客は、はじめてキャバ嬢とラブホで昇天できる。
だが、このシーズン4に突入するのにはとても大きな壁をクリアーしなければならない。それは、
「キャバ嬢の好みにハマッていなければならない」
というどうしようもない生理的な壁である。
キャバ嬢が、客とヤルのも仕事のうちとはいえ、シーズン1、シーズン2、シーズン3を通して、キャバ嬢ならみんなそれなりに客を持っている。どうしても店でナンバーワンになりたいとか、どうしても年内中にこれぐらいの現金が欲しいから、といった野望でもない限り、シーズン3までの客を持っていれば、キャバ嬢もそれなりの月給をもらえる。
キャバクラにも庶民店から高級店まであり、当然に、店のクラスによって、客ひとりあたりの支払い料金単価というものが異なる。庶民店なら、ハッキリ言って庶民価格なため、客とケンカになってその客がもう来なくなっても、庶民価格の店なら、また新しい客がすぐにやって来る。
しかし、1回の飲み代がひとりあたり数万円が当たり前となる高級店ともなると、そういう客がいなくなると、次の客を補充するのがなかなか大変である。
よって、庶民店よりも高級店のホステスやキャバ嬢のほうが客をつなぎとめるためにすぐヤる。
シーズン123など関係なく、いきなりシーズン4からスタートしてくれることも多い。庶民店にはアルバイト感覚の女子大生キャバ嬢も多いが、高級店にはラブホ前提のプロフェッショナルが多く在籍している。これが夜の現実である。
シーズン4については、高級店のホステスやキャバ嬢ほど、個人の好みよりも現金を優先させ、庶民店のキャバ嬢たちのほうが自分の好みを最優先するという特徴がある。
シーズン4高級店バージョンについては、シーズン3までをこなし、さらに、温泉旅行や海外旅行、高級品などのプレゼントを怒涛のごとくキャバ嬢に献上し続ければ、フェラから生本番、ひいては、生中出しやアナル、SMプレイまで思いのままである。さらに、ここから、このキャバ嬢に車やマンションや月々の生活費を渡して、指名キャバ嬢から愛人にしてしまうことも可能である。
男に寄生して生きていくと決めた女は、とことん客に寄生する。ある意味、女とは、恐ろしい生き物である。