「キャバクラ嬢の客との付き合い方マニュアル」ホテル編
【SEASON.3】
キス+ボディタッチが楽々できる。
手マンをしようとすると拒絶される、というのがポーダーラインとなっている。
この頃になると客は、同伴ノルマへの貢献、貢物というプレゼントの他に、そのキャバ嬢のキャバ嬢仲間へのご奉仕払いというものをクリアーしていなければならない。これがどういう状況なのかを簡単に説明すると、たとえば、席に着いたキャバ嬢から「友達が指名がなくて困ってるから一緒に席に呼んで」とリクエストされて、指名しているキャバ嬢の友達までもを指名しなければならないという状況である。
当然に、ドリンクもとられるので、会計的には、ほぼ2人分の会計をひとりで支払わなければならなくなる。さらに、アフターにも友達キャバ嬢がくっついてくる。恐ろしいのは、同伴にも一緒に友達キャバ嬢がくっついてくるところである。そして、客は、友達キャバ嬢の「これ買って、あれ買って」にも対応しなければならない。ようするにキャバ嬢仲間同士の相互扶助活動に付き合わされるわけである。
キャバ嬢たちの世界では、自分の客を使ってみんなにバンバンおごると、その店で絶大なる権力を誇示できるようになる。時には酒に酔った勢いで暴力沙汰の喧嘩もおこすキャバ嬢たちだが、自分たちにおごってくれる客を従えているキャバ嬢には完全服従状態となる。まさに現金な世界である。
シーズン3にはいると、客のおかげでキャバ嬢も店内で鼻が高くなり、みんなから一目置かれる存在になる。だが、キャバ嬢は、キスして触らせてるぐらいで済むのならそれでいいというわけで、客に感謝のかの字もなく、自らの権力誇示のために客をむさぼりつくすのである。
いわゆる、キャバ嬢に根こそぎ食い尽くされた客というのはこのシーズン3の状況の客のことをいう。ラブホテルに行くことを馬のニンジンみたいにつるされて、ディープキスとボディタッチでとことんむしられるのである。手マンが出来ていれば、シーズン3の客としてはハイレベルではないだろうか。