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ヤバすぎるアンダーグラウンドエッセイ from 東北

元四次団体組長・張恭市の「喜多方の帝王、ふたたび芸能界を斬る」

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写真はイメージです


F.Nね、あれはヤクザの情婦だったんですよ」

 聞く話によると、F.Nが都内のどこかの川原でテレビドラマの撮影をしていた時に、街の若いチンピラ3人がちょっかいを出してきたそうだ。

「あ、F.Nじゃねぇかよ? サインくれよ、サイン!」

 ドラマの撮影中だったのにも関わらず、そのチンピラ達は撮影を中断させてF.Nにちょっかいを出していた。

 しかし、そんな嫌がらせにF.Nは顔色ひとつ変えずに自分のマネージャーに携帯を持ってこさせて誰かに電話をしていたそうだ。

 それから間もなくして黒塗りの高級セダン2台が撮影現場に到着し、ちょっかいを出してきたチンピラ3人をあっという間に車に乗せてどこかに走り去っていってしまったとのこと。

 それ以降、業界では、その件に関してはタブー視されており、F.Nに対して丁重に扱うようにと上からお達しがあったとされる。

 元旦那のJ.Tがすぐに離婚した理由は、F.Nがヤクザの娼婦だと知らずに求婚し、その事がヤクザの逆鱗に触れたらしく、J.Tが業界から干されるか、離婚するか裏の世界の人間から選択を迫られ、泣く泣く離婚したそうで、その離婚した理由も、本当の事は好評出来ないので、J.Tが浮気したという話をでっち上げられ、離婚させられたのだと言う。


何とも言い難い話だと思っていた瞬間、怒鳴り声が聞こえた。

「コラ! そこの二人! 何を無断で話しているんだ!?」

 隠れて雑談していた私達を刑務官が担当台から見付け、すぐに電話をされてそのまま駆け付けた数名の警備隊に連行され、敢えなく御用となり、また私は無断口談として取り調べ、懲罰となってしまった(笑)。

「また懲罰かよ...、勘弁してよ、まったく。」

 そう思って両腕を持たれて連行されている時に、私に情報を流した者が振り向きながら私にこう話してきた。

「あ、もうひとつ言い忘れてましたけどね、『水戸黄門』の入浴シーンでも有名な熟女女優のY.Mね、あのおばさん、某大物組長の女ですよ!!」

 工場内でバカでかく叫んだことにより襟首を捕まれ、引きずりながら連行されていくその後ろ姿を見て、芸能界のゴシップ話は俺に任せろと言わんばかりの顔をしていた者が出所後、堅気となってマスコミ関係で一生懸命働いていることを願わずにはいられなかった(笑)。




張 恭市
ちょう きょういち 元、某広域暴力団の三次団体幹部。四次団体組長。前科6犯。20代半ばから30代半ばの大半を、塀の中で過ごす。韓国人の父親、日本人の母親を持つハーフ。7年前に約20年所属していた組織から足を洗い、今は地元で数々の経営に携わり、東日本大震災後、復興支援のチャリティーイベント主催者、ボランティア活動、芸能界とのパイプを利用し、復興ライヴ興行等、幅広く活躍している。