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ヘイトスピーチハンター山口祐二郎のひとりごと

山口祐二郎が東京都知事選を振り返る「今回のMVP候補者は誰だ!?」

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MVPは山口敏夫だ



 都知事選のMVPは山口敏夫氏だろう。政界の牛若丸と異名を取った山口敏夫氏は、75歳となった今でも健在だった。二信組事件に関与した疑いで逮捕され、実刑判決を受けてからは政治の表舞台には出なくなっていたが、実は昨年から強烈な森喜朗氏批判を展開。永田町やマスコミの間では話題となっていた。

 私も都知事選出馬前から山口敏夫氏が呼びかけの森喜朗氏に対するう辞任勧告演説会などに参加をしていたのだが、誰も森喜朗氏と闘わないような状況であった。その中で山口敏夫氏は憤怒の気持ちが高まり出馬をした。そしてさらなる理由に、森喜朗氏とタッグを組んでいる、都議会のドンの異名を持つ自民党都連幹事長の内田茂氏を倒すためでもあった。

 元東京都議会議員、樺山たかし氏は、築地移設問題、東京銀行等々の問題で内田茂氏と対立し嫌がらせを受け続けた結果、自ら命を絶った。このことは、猪瀬直樹元都知事が、樺山たかし氏の遺書を公開したことで周知の事実となっている。山口敏夫氏は、樺山たかし氏と交流があり、このような悲劇を目の当たりにしていたのだ。ご遺族の皆様に代わって、樺山たかし氏の敵討ちを果たす決意だったのだ。山口敏夫氏は、こうした問題を小池百合子氏にも取り組むようお願いをしていた。小池百合子氏の街頭演説には、樺山たかし氏の妻、京子さんが応援に入った。亡き樺山たかし氏との共闘が実現したのだ。

 山口敏夫氏が数々暴露をし攻撃するうちに、空気が変わっていった。今まで誰もやらなかった森喜朗氏、内田茂氏を批判する声が、どんどん広がっていったのだ。スキャンダルも週刊誌に出て、都議会の問題、オリンピック問題、内田茂問題が、都知事選候補者と国民は無視できなくなっていった。

 そうして、小池百合子氏が都知事になり大きく変化をしたのだ。石原伸晃は責任を取らされ辞任をするようだ。内田茂氏も辞任に追い込まれたようだ。森喜朗氏は焦って、安倍晋三総理大臣に泣きついたと報道で出ている。まだ責任を取らずに東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の椅子に居座り続けるのだろうか。

 山口敏夫氏は、都知事選後も森喜朗氏を追求し続けるようである。森喜朗氏の引退は時間の問題だと感じるのでは私だけだろうか?


※サムネイル画像は今回の都知事選を大いに盛り上げてくれた後藤輝樹様のオフィシャルサイトより(リンク



山口祐二郎
1985年、群馬県生まれ。歌舞伎町ホストなどを経て、新右翼「統一戦線義勇軍」幹部に。2007年に防衛省襲撃事件、2012年に東電会長宅前断食断水ハンストを起こし脱退。現在は、「全日本憂国者連合会議」議長、「憂国我道会」会長。作家・活動家として活躍。 著書に『ハイリスク・ノーリターン』(第三書館)、『奴らを通すな!』(ころから)がある。

山口祐二郎公式ツイッター  https://twitter.com/yamaguchiyujiro