>  > 山口祐二郎が東京都知事選を振り返る「今回のMVP候補者は誰だ!?」
ヘイトスピーチハンター山口祐二郎のひとりごと

山口祐二郎が東京都知事選を振り返る「今回のMVP候補者は誰だ!?」

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桜井誠の得票数分析


 また、11万票程を獲得した在特会前会長の桜井誠についても書こう。こんな票を取ったのかと絶望している方も多いが、私からすれば予想通り。何てことはない。恐るるに足らずだ。

 桜井誠といえば、ヘイトスピーチ(差別扇動表現)をおこなうことで知られている。当然、支持層は排外主義を是とする者たちだとされている。いわゆる、ネトウヨといわれる層であろう。同じくネトウヨが支持する人間では、参院選に出馬をした維新政党新風代表の鈴木信行(選挙後に辞任)がいる。鈴木信行は、韓国ソウルの日本大使館前の少女像に『竹島は日本固有の領土』と書かれた木の棒を括りつけたことで、ネトウヨの間ではカリスマである。私とは犬猿の仲であるが、この鈴木信行は参院選で4万以上の票を獲得していた。

 また、ネトウヨが信奉をする大物といえば、前回の都知事選では元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄氏が61万票程を獲得している。田母神俊雄氏の選挙手伝いをしていた人間が、今回は桜井誠の手伝いもしている。田母神俊雄氏といえば、次世代の党。それなりにバックボーンもある。さらに桜井誠は、日本のこころを大切にする党の一部の支持も得ている。

 そういうことを考えると、桜井誠はもっと票を取ってもおかしくはない。だからこそ、今年6月に施行されたヘイトスピーチ解消法が問われてくるのだ。選挙中のヘイトスピーチは野放し状態であったが、今後追求されることは間違いない。何のためのヘイトスピーチ解消法か。

 ついでに、私の件も宜しく。


 この事件については、こちらも参照(リンク)。


政策が素晴らしかった上杉隆候補


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上杉隆公式ホームページ(リンク


 誰よりも政策が素晴らしかった都知事選候補者といえば、今回4位だった上杉隆氏だろう。上杉隆氏は、ジャーナリストとして知名度があり、株式会社NO BORDER代表取締役であり、ネットニュース番組『ニューズ オプエド』を放送している。公益社団法人自由報道協会副代表は、都知事出馬にあたり辞任をした。

 マスコミが小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏ばかり取り上げる中でも、頑張って選挙運動をしていた。知事給与ゼロ、首都直下型地震対策で死者ゼロ、養護老人ホーム待機者ゼロ、保育所待機児童ゼロ、コンパクトなオリンピック、横田基地の軍民共用化、サイバーシティセキュリティ構想、東京オリンピックまでの地方法人税等の再配分の凍結など、まさに都民目線で納得のいく政策を掲げていた。

 上杉隆氏は討論番組に出ても、議論で誰にも負けない。また、山口敏夫氏と一緒に、オリンピック組織委員会の事務所が入っている虎ノ門ヒルズにも行き、抗議をおこなっている。知力、胆力、共に優れているのだ。

 年齢も48歳とまだ若い。上杉隆氏の今後の動向が注目される。


マック赤坂氏が大活躍


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マック赤坂公式ホームページ(リンク


 実業家でスマイル党のマック赤坂氏も大活躍だった。今回のマック赤坂氏はコスプレを封印。一味違う雰囲気で、鬼のような迫力を感じた。東京青年会議所主催の討論会に呼ばれないことに怒り、乱入して強制退場をされたり、小池百合子氏に「副知事にしてくれ」とグリーンのTシャツを着て迫ったりするアグレッシブさ。やはり、落選しても10回以上も選挙に出馬し続ける根性は伊達ではない。何のバックアップもない中、5万票を獲得したのだ。

 鳥越俊太郎氏と話しようと近付き排除をされたり、有力候補者に立ち向かう姿に私は勇気を貰った。マック赤坂氏は政治家になるつもりもあるのだろうが、日本をポジティブにし、スマイルにさせるため立候補をしていると感じる。都知事になれなかったのを悔しがっているだろうが、今回の都知事選で多くの人々に感動を与えたことは間違いない。目的をしっかりと果たしている。泡沫候補といわれているが、有力候補以上の存在感であった。

 これからも、都民、国民をスマイルに導いて欲しい。