今日で3日目となる「THE OUTSIDER40」(5月29日)熱戦リポート。前回は、OUTSIDER初の試みである「50~55kg級 王者決定トーナメント」の模様をお伝えしたが、今回からは通常ワンマッチの模様をお届けしていく。
OUTSIDERの風景に馴染みきった荒くれ者らが待ち構えるリングへ、自身の腕っ節の強さを確かめるべく新顔が乗り込んでいく......という構図。要するに、このイベントも過渡期に差し掛かっているのか? キナ臭く、そして新鮮な風がリング上に吹き込んだ。
(取材/文=寺西ジャジューカ)
(Part.2はこちら)
第13試合
アウトサイダー甲子園 一球無二 灼熱の文京魂
松本 遼 Matsumoto Ryo(20)
vs.
三重・料理店からの刺客 喧嘩厄払い
MEGA☆鬼瓦 Mega Gawara(35)
OUTSIDER初登場の松本は、入場曲に「ルパン三世」を選んで登場。一方、今回が4戦目となる鬼瓦はスパーダーマンを帯同し、自身は般若の面をかぶって入場。
ゴングが鳴ると、鬼瓦は大振りのパンチをブンブン振るっていく。この打撃は松本にスカされることが多かったものの、流れの中で放ったフックが見事に松本にヒットして1度目のダウンを奪取。
スタンドで仕切り直し、松本が胴タックルを仕掛けたのだが、鬼瓦はフロントチョークで対応し、ブレイク。再びスタンドからリスタートすると、またも松本が胴タックルに。しかし、これをこらえた鬼瓦はマウントポジションを取り、そこからパウンド連打。これで、レフェリーからストップがかかった。
●松本 遼(1R 2:59 パウンド→TKO)MEGA☆鬼瓦◯