>  > 早くも「ミッキーの顔が違うw」と話題の"パチモン"上海ディズニーは、中国共産党監視下のテーマパークだった

早くも「ミッキーの顔が違うw」と話題の"パチモン"上海ディズニーは、中国共産党監視下のテーマパークだった

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キャラはコピーできても、従業員サービスや国民性は変わらない?


6月16日は、中国にとって歴史的な日となったであろう。違法コピーのディズニーキャラで溢れかえる中国に、本土初となる「上海ディズニーランド」(上海市浦東新区)がオープンしたからだ。

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現在、中国とアメリカは南シナ海問題でぎくしゃくしているが、開園式では汪洋副首相が両国の友好関係をアピールするようなユーモアを交えた挨拶をしたようだ。

中国経済がここのところ減退の勢いが激しい。そこに約4650億円を投じて建設したテーマパークで、国内消費を狙い再び上昇気流にのる一石を投じたと見るべきか。新華社通信によれば、初年度の入場者予測を1200万人と予測しており、中国内からだけではなく日本を含めたアジア全体からの集客を見込んでいるという。

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現地では早くも「ミッキーの顔がなんか違う!」「パチモン臭漂う施設や食事w」と話題になっているようだが、しかし喜んでばかりもいられない。相当な大混雑が予想されるからだ。

日本のディズニーランドでも行列は当たり前のことだが、行列に並ぶことに慣れた(慣らされた?)日本人は、今では"待っている時間も楽しむ"というポジティブシンキングができる素敵な民族のようだ。だが中国民に、すぐにそれを学べというのはちょっと酷かもしれない。「我先に...」という国民性だからだ。現に開園前の内覧会では、待っている行列への割り込みや押し合い当たり前というマナー違反が多くみられ、まさに大混雑。開園初日は、安全対策で自撮り棒や三脚の持ち込みの禁止いう実力行使も行われた。

今後もトラブルが起こるようであれば、言葉で抑えきれないために実力行使を図るという共産国ならではの方針によって、さらなる規制が強いられるのかもしれない。もしかしたら、当局ブラックリストチェックのための「顔認証システム」が入り口に設置され、入場後の状況を把握するために、東京DLの再入場スタンプならぬ"GPSスタンプ"などの最新技術が密かに試行されるかも!?

それでも、アジアで東京、香港に続いて3番目となるディズニーワールドに行ってみたい人がいたら、是非"共産党テーマパーク"を楽しんできてついでに報告してくださいね。


(文=生類憐みの令)