6月13日(月)~15日(水)に赤坂山王日枝神社にて納涼大会が行われた。この日枝神社納涼大会は、都内で行われる"最も早い盆踊り"とも言われ、まだ梅雨も明けない初夏に行われている伝統行事である。夜店の屋台もたくさん出店し、浴衣姿の人もたくさん訪れ祭の雰囲気を盛り上げていた。
蒸し暑い梅雨を迎えムクムクとナニが鎌首をもたげてきた、我が事案系中年レポーター・コウノが探しに行ったものとは・・・。
踊るアホウに見るアホウ
盆踊りするヒトのコトを盆オドラーというらしい。
まぁ、べつに、盆オドラーだろうが盆オドリストだろうが、キッチリ浴衣姿をマブタに焼き付けさせてくれさえすれば呼称など、もはや、どうだっていい。ようは、艶っぽい浴衣美女を見まくりたい。そして、カノジョたちの乱れ飛ぶ汗を浴びまくりたい。ただ、ソレだけである......。(編集部 キッパリ笑)
それにしても、盆踊りというのは長い歴史のある文化であるわけだが、個人的にはまったく接点がないため、笛がピーヒャラ、太鼓がドンドコ、老オドラーによる抑揚のないドンクサイ踊り、というのが、現時点での盆踊りに抱いているイメージである。そんなわけなので、まぁ、盆踊りはさておき、浴衣美女にのみスポットを当てる、歪んだ社会見学へ出かけてみようかと思う。(編集部 正しい日本男児です)
現場に到着。
村祭り感が漂う会場。とても、近隣にわが国の中枢機能がはびこる都会のド真ん中とは思えぬ光景。
と、あなどり倒していたら、さっそく、ターゲットの姿が......。一気にボルテージがアガる。(編集部 この場合ターゲットと言ってよいのでしょうか笑)
盆踊りのユルヤカなリズムとオドラーの曲線美が絶妙に融合し、最高のR&B(リズム&美ケツ)を奏でる。
勇壮な重低音を響かせる和太鼓に合わせて、櫓を軸に次から次へと運びこまれてくる「上物」。オレの下腹部にある「和太鼓」の乱れ打ちも激しさを増す。そして、一気に帯をまわし取る殿様プレイに興じたい、と、願うほどに、"祭の魔物"に毒されてしまった......。
盆踊りは、あいかわらずスキにはなれないが、女子盆オドラーはサイコーだというコトを現地確認。洋装にはない艶麗な和のエロスをまざまざと思いしらされた。
踊るアホウを見るアホウ、踊らなくても損はしない。
やっぱり、夏は、気圧とテンションが高まる季節である
(取材/文=コウノモトウ)