>  >  > ラブホ従業員はミタ 第四十二夜「リニューアル進み消えつつある昭和ラブホに潜むウラ事情」
歓楽街の住人が見たニッポンのウラ「ラブホ従業員はミタ」

ラブホ従業員はミタ 第四十二夜「リニューアル進み消えつつある昭和ラブホに潜むウラ事情」

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セクハラに嫌気がさして会社を辞めたものの、長引く不景気でいつまでたっても転職先は見つからず、「次の会社が見つかるまで」と腰掛け気分ではじめたラブホテルの清掃員。これが意外と水が合っていたようで......。老若男女、さまざまな人種入り乱れる台東区某所のラブホテル「ホテルニューみのわ」で働く元OLの大塚さん(30)が見た、現代ニッポンの裏側を今宵もそっとお教えします。


おもな登場人物



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スズキ主任 ホテル「ニューみのわ」清掃スタッフ現場責任者。ちょっと後ろ向きでシビアな50代。俳優の柄本明似。好きな笑点の大喜利メンバーは「昔出てた古今亭朝次。今の桂才賀ね。真打じゃないのに出てたのは朝次だけだろう」


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マキノさん 60代ベテラン清掃員。明るい下ネタ好きおばちゃん。昔は美人だったと思わせる桂銀淑似。「昔はよく似てるって言われたけど、ポン中と似てるって言われてもねえ」 好きな笑点の大喜利メンバーはたい平師匠。


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大塚 コッソリこの連載を書いている清掃員。好きな笑点の大喜利メンバーは「全員」。





消えつつある昭和ラブホの裏事情


 ごきげんよう、大塚です。

 ちょっぴりご無沙汰していましたが、読者の皆様はお元気のことと存じます。大塚も、おかげさまで何とかやっております。
 編集長から、「登場人物のプロフィルも入れてページをリニューアルしましょう」とお声をかけていただき、今回からこんな感じになりましたです。
 ざっくりすぎる「人物紹介」の原稿を蛸山メガネさんがこんなにステキに描いてくださり、光栄です。この場をお借りして御礼申し上げます。


 さて、「リニューアル」といえば、「ラブホ」のリニューアルも目立っていますね。
 長い間工事をしていたり、店名が変わっていたり、昭和の「いかにもな連れ込み宿」っぽいのは「絶滅危惧品種」状態で、むしろ珍重されているようです。畳に焼け焦げがあるような感じですね。

 浅草の某ホテルは、外国人のお客様向けにラブホカラーがかなり薄められて話題になっているそうです。明るい雰囲気で気軽に泊まれそうですが、「昭和が香る浅草」の「ワビサビな感じ(っていうんですかね)がなくなって残念」という声も聞かれます。

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外国人受けを狙ったホテルも増えているみたいですね(写真はカオサンワールド浅草より)

 などと書いていたら、「新潟市内のリニューアル中のラブホで火事」というニュースが!
報道によると、お店は営業しておらず、作業員さんも避難されてご無事とのことでしたが、2階客室部分は全焼、近くの住宅地は一時騒然となったそうです。窓から時々炎が見えたそうで、そりゃーびっくりしますね。類焼もなく、何よりでした。

 さて、このラブホリニューアル、あちこちで見かけますが、スズキ主任によると「そう簡単でもない」そうです。