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R-ZONE独占インタビュー【前編】

【アウトサイダー直前】前田日明、吠える!「本当の不良が出てこれなくなった理由」

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──そういうのが、総合全体の流れとしてあるんですかね?

前田 今は日本人の主力選手でも、たしかに大型の選手がいないですよね。

──かつて、リングスでは重量級の世界が構築されていましたが......

前田 重量級でやろうとするならば、昔のプロレスとか相撲のスタイルで入門テストして採るか、大会で優秀な選手を集め、衣食住をこっちが面倒見て、練習に専念できる環境でコーチを付けて育成する......っていう形じゃないと、できないですね。

──素材を選りすぐって、育ててあげるという。

前田 日本人の場合は、100kg級にしようと思ったらそれだけで時間と金がいるじゃないですか。で、根本的な違いで、スポーツとか運動に対する理念が日本人と西洋とでは違うんですよ。日本で「運動しよう」となったら、まず走るでしょ? 向こうだと、バーベルやるんですよ。ウエイトトレーニングをしてパワーを付けることが「運動する」なのか、日本人のように走って持久力を付けることが「運動する」なのか、根本が違うんですよね。

──そう考えると、日本ではヘビー級も育ちにくいですよね。で、今回の50~55kg級トーナメント1回戦には16名の選手が出場するということですが......。

THE OUTSIDER 事務局 担当者 今回の8試合の勝者と、シードで8選手がいます。で、次から16名参加型のトーナメントが始まります。

前田 OUTSIDERでの戦績をもって、シード選手は決めています。実際にこの目で見てチェックした選手をね。

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──今回、1回戦から出る選手については、前田さんのチェックはまだ通っていないということですか?

前田 まあ、長年こういう商売やってると、肌や雰囲気を見たら、大体「このくらいだな」っていうのはわかるんですよね。

──写真などを見て、雰囲気のある選手などを1回戦に選抜して。

前田 そうですね。まぁ、軽い階級っていうのは重量級と違って「体ができてるから凄い」っていうのとも違うんですよね。貧弱そうに見えても体幹ができてて、組んだ力が強かったり、パンチキックが重かったりする奴がいっぱいいるんで、一概には言えないんですよ。軽ければ軽いほど、闘ってみないとわからないところがありますよね。