清原の裁判に並んだ3769人の正体
朝から雨の5月17日(火)、プロ野球の元スーパースター、清原和博氏(48)を被告人とする「覚せい剤取締法違反」の第1回公判が東京地裁であった。
開廷は13時30分、その傍聴券の抽選は、裁判所の敷地内ではなく、広い広い日比谷公園で行われた。締切りはなんと11時。早っ。
俺は野球には特に興味はない。けど"傍聴券祭り"の賑わいを見に行ってきた。
午前11時31分付けのTBSニュースがこう報じてる。
「逮捕以来、105日ぶりに公の場に出る清原被告がなにを語るのか、裁判を傍聴しようと多くの傍聴希望者が詰め掛けました。傍聴を希望する人にはリストバンド型の整理券が配られ、この番号をもとに抽選が行われます。」
同日午後3時17分付けの朝日新聞はこう報じてる。
「地裁は同日午前、傍聴券の抽選を近くの日比谷公園で実施した。一般傍聴席は20席。抽選のための整理券を求め、3769人が列をつくり、倍率は188倍となった。」
こういう報道を見て、世間の方々はどう思うんだろう。
「そんなにも多くの人が傍聴したがったのか。清原人気、やっぱすごいなぁ!」
...とか思ったら大間違い!
自分でどうしても傍聴したくて来た人は、100人、200人、いたのかな。
その人数は定かじゃないが、確かなことがひとつある。
3769人の多くは"並び屋さん"だってことだ!