Asiatoは地下格じゃない!!
5月22日、Asiato CHARITY FIGHTの第7回大会が開催された。5月らしい気持ちのいい青空が広がったこの日、会場となった新木場1st RING(江東区新木場)には真っ赤なAsiatoオフィシャルTシャツ姿の観客が多数、詰めかけた。これは、彼らがAsiatoのファンというだけにとどまらず、Asiatoの理念に賛同しているということも意味している。そう「Asiato CHARITY FIGHT」は地下格闘技ではなく、チャリティーのためのイベントなのである。そんな一風変わった、個性的な大会の模様を全力でレポートしていきたい。(写真/文=R-ZONE編集部)
試合に先立ち、挨拶に立つ大山勇樹代表。この日の収益の一部は熊本震災復興のための寄付にあてられることと、「ダウンカウントなし、グラウンド状態で後頭部への攻撃なし」というAsiato特別ルールが発表された。
会場にいる子どもたちにお菓子の詰め合わせが配られた。子どもたちの歓声が会場中に響き渡る。こんな格闘技の大会は見たことない!
「俺達だけが楽しむイベントではなく、その先に待つ人達も笑顔になれる、笑顔に繋がるイベントの方がもっと楽しいじゃん。同じことをやれとは言わない。せめて参加しようよ。俺達は無傷なんだからさ」(大山勇樹facebookより)
第1試合秋田たかゆきvs.森永セロニアス拓也
短いが、激しい打撃の応酬。ダウンした秋田選手にレフェリーストップが告げられるが、勝負は紙一重の差だったようにも見えた。2人の熱戦に、観客席からは大きな声援が送られた。
第1試合 秋田たかゆき●(TKO)○森永セロニアス拓也