前回の記事では一足先にメインイベントである「朝倉未来 vs Ryo」の一戦をお送りした「THE OUTSIDER 第39戦」。本日からは、同大会を第1試合から順番にリポートしていきたい。
昨年末の大会では黒石高大や麦わらのユウタなどOUTSIDERを象徴するような選手が引退したが、今大会では初参戦選手の数が多いのが逆に目に付く。「新たな才能が出てくることを期待している」「今回は初期のTHE OUTSIDERを思い出させるような大会になると思っている」と前田日明代表も語る、今年初のOUTSIDERの熱戦に刮目せよ!
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まずは、開会式に前田日明代表が登場! マイクを持ち、今後の展望について語った。
「OUTSIDER選手もこの5~6月に向けて、朝倉海君がROAD FCの中国大会に参戦することが決定しました。ならびに、次の巌流島大会にOUTSIDERから何人かの選手が出ると思います」
こうして、熱戦の火蓋が切って落とされた!
第1試合
気にしたら負け 人間スレイヤー
戸津龍佑 Ryusuke Totsu
vs.
観客からファイターへ リングでストレス発散
島貫貴史 Takashi Shimanuki
「将来の目標はプロレスラーで、その足がかりとしてOUTSIDER参戦を決意した」という戸津と、バックボーンがキックボクシングで今回が初参戦となる島貫が対決。
殴りに行こうとする島津の動きに合わせ、戸津が片足タックルを決めてテイクダウンに成功。そのままバックを取り、スリーパーで1本勝ち。セコンドもびっくりの秒殺葬であった。
◯戸津龍佑(1R 0:46 チョークスリーパー)島貫貴史●
第2試合
北海のカリスマ
米田祐摩 Youma Yoneta
vs.
座間のマッスル・ジーニアス
背筋マン Haikinman
いきなり両者、グラウンドで揉み合いになるもブレイク。スタンドに戻り、米田がパンチを狙うも、背筋マンが膝で対抗。
その後、背筋マンがタックルでテイクダウンを奪い、そのままマウントからパウンドを繰り出す。しかし、勢い余ってグラウンド状態で米田の顔面に膝を入れてしまった。これはOUTSIDERでは反則にあたるので、背筋マンへ警告が与えられた。
仕切り直し、またも背筋マンが米田をテイクダウンし、パウンド連打でTKO勝利を奪った。
●米田祐摩(1R 2:59 TKO)背筋マン◯