>  > 熊本地震、まずはできることからやっていこう
元極道の異色作家・沖田臥竜が緊急寄稿

熊本地震、まずはできることからやっていこう

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 4月14日、火の国、熊本を震災が襲った。

 14日夜にはマグニチュード6.5の地震が、16日未明には発生したマグニチュード7.3の地震が発生し、最初の大きな揺れから一週間たとうとする現在まで、激しい余震が続いている。

 現地の知人の話によれば、県内でも益城町の災害が酷いらしく、その他にも報道などでも伝えられている通り、阿蘇大橋が陥落し、阿蘇村が孤立されてしまった状態になっている、と話してくれた。

okitagaryu_20160421_01.jpg

wikipedeia「焜炉」より(リンク


 今回、初めての激震に見舞われた一分前には、携帯電話の緊急地震速報システムがあたり一帯、一斉に鳴り響き、「初めて聞く音に、騒然となった」(知人談)という。

 その緊急地震速報システムは、隣接する福岡県でも同様に鳴ったのだといい、直後に強い地震が襲ってきている。

 現在、福岡県内では、熊本県の支援のために、カセットコンロのボンベがどこも売り切れ状態となり、コンビニエンスストアからは、2リットルのペットボトルの水が消えた状態になっているという。

 それらの入荷は未定状態になっているとのことだ。

 逆に考えれば、「それらの物資が今の熊本県には必要とされている」ということだろう。その点は、我々も頭に入れておく必要があるだろう。

 といっても今のところ、郵送などの方法による物資の支援は非常に困難になっているのだが、離れた場所で指をくわえてみているしか術がないのか、というとそうではないと思う。

 わずかな募金、少しの支援でも、できることからまずはやっていこう。

 一人ひとりがそういった意識を持って、粛々と取り組めば、被災地の人々に支援となって届いてくれるのではないだろうか。私はそう思っている。


 また、こういう時に必ず姿を見せるのが、震災を逆手にとった悪巧みである。

 阪神大震災の際には、日本中の泥棒が神戸に集結したといわれたほどだ。

 復興していく中で、そういった者たちにも法の裁きが下されていったが、その時の量刑は、通常の盗っ人の刑とは比べものにならないほど高かった(=量刑が重かった)。当たり前である。

 今の世の中、残念なことに振り込め詐欺が蔓延してしまっている。

 くれぐれもネットなどを利用し、救済の募金などをおこなう際には、団体名などをしっかりとご確認の上で手続きをおこなって欲しい。

 熊本県に、一日でも早い平穏を訪れんことを願うばかりである。


沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『死に体』を好評連載中。