
写真はイメージです
人の噂って本当に怖いですね。
先日から噂になっていた司組長の引退話のことですよ。
結局、引退される事なく現在に至っているようなのですが、なんでも弘道会内部の某組織でも事実確認を行ったらしいじゃないですか。
誰が流した噂か知りませんが、ある程度広まった段階から噂って一人歩きしちゃうから怖いですよね。

ところで、3月の下旬に、六代目山口組総本部名義で発行された絶縁状が一部で物議を醸しているそうですね。
そもそも引退されて一般人になっていた親分たちを引っ張り出してきて、絶縁状をまいている時なんですかね。
それにそっちの世界に詳しい知人がいうには、六代目山口組になってからは絶縁状も赤字を使用するのを廃止していたというじゃないですか。それをあえて赤字で書いているところを見ると、「これは、それくらい重い処分である!」という意思表示か、もしくは塀の中にいるあの方がものすごく怒っているか、のどちらかなんでしょう。
去年の8月に、神戸山口組の立ち上げに参加された5組長に出された絶縁状ですら黒字でしたから、それ以上に怒ってる!ということなんでしょうか?

その去年8月の時にも言われたことですが、絶縁状を出すことの意味は、「未来永劫、縁を絶つ」ということですから、もう話し合う余地も円満な和解も一切ない、ということですよね。
8月の時も、「あの絶縁状と破門状を出していなければ、もっと違う形になっていた」とか、「あれは失策だった」と言われていたくらいなのに、ここへきてまた急にどうしたのでしょうか。
なんにせよ一般市民の方たちが被害にあわないうちに、どうにか解決していただきたいものです。
ケンカは、するよりも、おさめる事のほうが難しいといいます。司組長の英断に期待......と、ぼくの知人が言っていました(笑)。
(文=工藤明男)
【工藤 明男 (くどう あきお) プロフィール】
東京都生まれ。作家。杉並区出身の関東連合元リーダー。IT・芸能の分野で活躍。経済界のみならず政界にも幅広い人脈をもっており、現在は複数の企業の筆頭株主として、主に投資と企業コンサルタントの仕事を行なっている。警察当局から関東連合の資金源と目されてきた。表舞台に顔を出したことはない。