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工藤明男コラム

元関東連合幹部・工藤明男の時事評論「ヤクザ社会の大物が強烈な存在感示す」

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大牟田市の勇壮な夏祭り「大蛇山」より


 ここへ来て、浪川会・浪川政浩会長さんの動きが活発になってきましたね。

 以前より「浪川さんが動けば、この抗争は大きく動く」と事情通たちが言っていたことを思い出しました。

 先日の3月29日午後に開催された神戸山口組の関東の会合では、東京台東区の浪川さんの事務所を使用していますし、3月21日の神戸で行われた山健組の法要にも姿を見せたと聞きます。

 九州の四社会と六代目山口組との決別の理由などから、「神戸山口組に繋がりはあるけれどあくまで中立な姿勢」を崩さないのかな、なんて思っていたのですが、どうも違いましたね。

 浪川さんを神戸山口組・井上邦雄組長に引き合わせたのは、姫路の山健組の大幹部だと聞いたことがあります。さらに、浪川さんと山健組健國会の山本國春初代会長(引退)が兄弟分の盃を交わしていたとも聞きますから、神戸山口組との結びつきは想像以上に固かったようですね。

 浪川さんは、とんでもない財力と、とんでもない裏部隊を抱えている大物です。総本部は福岡県大牟田市だそうですが、東京都台東区にも堂々と事務所を出しています。暴力団だけでなく、表の人脈とのパイプの太さも半端じゃありません。

 なんだか今回の分裂劇も、いよいよ重大な局面を迎えつつあるのではないでしょうか。


(文=工藤明男)


【工藤 明男 (くどう あきお) プロフィール】
東京都生まれ。作家。杉並区出身の関東連合元リーダー。IT・芸能の分野で活躍。経済界のみならず政界にも幅広い人脈をもっており、現在は複数の企業の筆頭株主として、主に投資と企業コンサルタントの仕事を行なっている。警察当局から関東連合の資金源と目されてきた。表舞台に顔を出したことはない。