海に潜む以外な猛毒生物については「解毒不可の猛毒生物、日本沿岸を包囲中!」で紹介した。今回はそれよりも更に身近な危険生物を紹介します。
犬~dog
人間のパートナーとして不動の地位をもつ犬ですが、世界では犬によって年間5万人以上の人がなくなっています。
実はこれ、狂犬病が原因の死亡数。この病気にかかった犬は水を極度に恐れ、末期には病名のご とく目の前に存在するありとあらゆるものに噛み付いたり、吠えかかる危険な生物に変貌する。
狂犬病は唾液を介して感染するため、狂犬病の犬に噛まれたりすることで人にも感染。発症してしまうと人も犬も致死率100%である。
ただし人の場合、発症前ならばワクチン摂取によって防げるので、野良犬などに噛まれた直後は 病院で診察を受けることで助かる。
いまだに狂犬病は世界各国で発生している。もし海外旅行に行く場合は曝露前ワクチン(発症を防ぐための予防接種)も存在するので、接種するべき。死亡発生件数では上位からインド20000人、 パキスタン2490人、中国2496人 (厚生労働省調べ)と多く、アジア圏を旅行する際は犬に注意しましょう。

厚生労働省 資料より
ちなみに厚生労働省が発表している、狂犬病がないとされる国は、日本、オーストラリア、 ニュージーランド、イギリス、スウェーデン、ノルウェー、アイスランドだけです。