これだけ記すと、ほかにもまだまだいるぞ!と怒りの声が殺到するだろうが、本当にその通りで、札幌にはまだまだ有望なロックバンドが多数いる。まさにサッポロックなのである(注:まだ誰もそんな風には呼んではいません)。
CDが売れない時代となり、音楽業界全体が起爆力を持ち合わせていない昨今の現状を踏まえると、有望な若手バンドの存在が歯がゆくもある。そして、過去によくあったような東京発音楽ではなく、札幌発というところに、近年の音楽業界の著しい変化を感じてならない。
「ロック」というシロモノが文化材料として若者を活気づかせることは間違いない。札幌発ロックの力で日本全土の若者が活気づけばいうことはないのである。
紹介したバンドのオフィシャルサイトはこちら! 気になった音はLIVE情報をキャッチして生で聞くべし!
(取材・文=筒ひとし)
サムネイル画像は「最終少女ひかさ/いぎありわっしょいPV」より