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【日本秘境伝説】水の中から姿を現す橋

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誰も足を踏み入れたことのない土地へ行きたい



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 夕張メロンで知られる北海道夕張市。

 市としての人口が日本で2番目に少ない。とっても人口密度が低いところ。公式発表では「人口は1万人を割る」という曖昧な感じである。郡(ぐん)や字(あざ)や村(むら)と表記される地域よりは人口は多いみたいだ。

 かつては石狩炭田の中心地で約11万7000人の人口があり活気もあったが、1990年の炭田完全廃止により、夕張市は、見事にさびれた。人口も10分の1以下まで減少した。人口が10分の1以下になった市は日本全国をみても類がない。ある意味、人口のへりっぷりは夕張市の大きな特徴とも言える。そんな夕張市は、2007年にこれまた見事に財政破綻した。不景気と言われても一応は経済大国・日本であるが、日本国内に経済破綻した市があったことに、ゾクゾクしてしまうではないか。

 そんな夕張市に、シューパロ湖というすばらしい湖がある。あまりの景色のよさに、知る人ぞ知る人気ドライブエリアにもなっている。そのシューパロ湖に、「三弦橋(さんげんきょう)」という橋がかかっている。断面が三角形の形をしている三弦トラストという建設方法で作られた世界でも大変めずらしい橋で、橋マニアや鉄道ファンから絶大な支持を得ている貴重な橋である。この三弦橋を見るためだけに夕張市を訪れる人も多い。

 そんな貴重な三弦橋が、このたび、見事に「水没」しました。もう、シューパロ湖に行っても三弦橋を見ることは出来ないのである。どういうことなんだ??