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ふたつの山口組の抗争の行方をキツネ目の男・宮崎学が大胆予測

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サミット対策で微罪逮捕が激増する!?


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河野太郎公式サイト(リンク

「今回の一連の事件は、対立抗争事件と言わざるをえない。しっかり取り締まりを強化していくよう、(警察を)指導していく」(河野太郎国家公安委員長)

「現時点では抗争と考えていない」(警察庁)

 2月25日から山口組と神戸山口組の間で車両特攻や火炎瓶投擲、発砲などが相次いでいる問題について、3月4日の時点での国家公安委員長と警察庁の見解であります。

 最初から足並みそろってなくて不安になりますが、そもそも今の警察庁は5月26日の伊勢志摩サミットの安全しか頭にないので、「日本はアブナイ国」と国際社会から批判されるのが怖いようです。「ジャパニーズマフィアが抗争してる」なんて、みっともないというわけですね。

「私は既に抗争状態と見ている。今のところは器物損壊や非現住建造物等放火罪程度で、使用者責任を問われることはないが、これからはわからない」作家の宮崎学さんはこう分析します。

 でもなぜ分裂から半年弱の今になって? 一説には、「神戸山口組の暴対法指定前にヤってしまおうという判断」とか、「事始めや新年の行事が終わったから」との説もありますが?

「行事なんか、関係ないよ。ヤクザとは『やる時にはやる』ものであり、たまたま今回のタイミングだっただけだろう。そもそも昨年の分裂直後から、既に双方が抗争の手配をしていて、外国人のヒットマンが多数入国しているとの噂もあったほど。いつ起こってもおかしくなかった」(宮崎氏)

 今回の特徴は、発砲も起こっていますが、車両特攻や火炎瓶投擲、暴行などが目立ち、場所もほとんどが関東や北海道、北陸などで起こっていることも、「決定的な事態」を避けているようです。

「背景に重罰化や使用者責任があることは間違いない。昔なら、『敵の顔を見たら殺せ』というのが抗争時の掟。なりふりかまわないところがあった。今は現代的で、計算というか状況を判断しながらやっている印象を受ける。しかし、敵方の幹部のタマを取る(射殺する)方向に行けば、そこからは歯止めがきかなくなる。これからは関西や都内の六本木などで発生するかもしれない」(宮崎氏)

 この抗争はどのように終結していくのでしょうか。

「まず警察がサミット対策で幹部をどんどん微罪で逮捕(パク)っていくだろう。そのたびに本部にもガサをかける。それで一時はおとなしくするふりをして、またどこかで行動を起こす、という繰り返しが続くと考えている。もともと内部対立という骨肉の争いなので、根は相当深い。今は手打ちをできる長老クラスもいないので、落としどころかない。なので、この状況はしばらく続くと思うが、喜ぶのは警察とメディアだけやろ(笑)」(宮崎氏)

 なるほど。R-ZONEもメディアですので、ぶっちゃけそういうところがないとはいえないのですが、注目してまいります。


(取材/文 吉原美姫)