>  > 女性が下心アリの男性から金を引っ張るのはいくらまでなら合法か?
元極道の異色作家・沖田臥竜のニュース解説  「プロ」はニュースはこう読む!

女性が下心アリの男性から金を引っ張るのはいくらまでなら合法か?

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

京都府警山科署は1日、詐欺の容疑で京都市伏見区深草新門丈町の自称無職・石丸理恵容疑者(26)を逮捕しました。神戸市灘区の会社役員の男性(49)に「韓国に留学するので、500万円貸してほしい」「将来2人が生活する家のリフォーム代を350万円出してほしい」「さらにリフォームで250万円が必要になった」などと持ちかけ総額1300万円をだまし取った疑いが持たれています。


そこにスケベ心はなかったか


okita_news_20160308_01.jpg

石丸容疑者のfacebookより(現在は削除)

 ある意味これで逮捕されるのであれば、キャバのネーちゃんは大半、持っていかなければ(逮捕しなければ)ならないんじゃないのか。

 実際、結婚もしており、2人も3人も子供がいるクセに、鼻の下を伸ばしたどうしようもない男どもの下心満載の「彼氏いとんの?」という質問に、「ううん、3月前に別れたばかり......」と目を伏せがちにして演技してみせるキャバ嬢なんて掃いて捨てるほど転がっているぞ。

 実際、金目当てなんだから、これも詐欺だろう。

 店側も「旦那と子供いとるなんて、客にバラしたらあかんぞ」と抜かしていた場合、これも教唆だよな。

 要は、動いた額が笑える額じゃなかった......という事なのだろうか。

 でも、それは仕方ないではないか。だって被害者の男性は、どれくらいの企業かしらないが役員さんなのだぞ。ボチボチ、よい年だし金くらい持っていただろう。

 だがら、こういう事件を耳にするたびに、私は女のほうより被害者の男性のほうに失礼ながらこう思ってしまう。見苦しくないか?と。

「その気にさせておいて」、と伸ばしていた鼻の下を今度は膨らませて言うかもしれないが、それは、女性のテクニックではないか。勝手に舞い上がってしまうからこうなるのだ。

 溶けてしまったであろう1300万円は、彼女に弱味を握られ、揺すられていたのか。違うだろう。甘い夢を見て、自分から払ったのだろう? 嫌なら、渡さん!という選択肢もそこには、あったはずである。

 それを彼女に「もう会わない!」とバッサリ切られ、「じゃじゃじゃじゃっ、ボクが渡した1300万はどうなるの!」とやるのは、ちょっと男として情けなくないか。

「だって、嫌いになったんだもん!」ともう一発グサリと突き刺さる言葉を放たれれば、終わりじゃないかと思うのだがな。

 最初は金目当てで近づいてきた女であっても、付き合っているうちに、本当に男性のことを好きになる可能性だってあったのではないか。そうなれば、それはもう詐欺じゃなくなるよな。

 もっといえば、1300万円も使っても、財布としか思ってもらえなかった自分にも問題があると思うぞ。

 断っておくが、容疑者の彼女がボインだったとか、見てくれが良かった(とは思わんが)から、援護射撃を撃っているのではない。申し訳ないが、そんなこと一切興味すらない。

 どれだけ、女がフォロモンを醸し出し、口が上手くとも、一緒にさえ住んでいないうちから、金を要求されて、よく怪しまなんだな、と理解できないのだ。

 男の純情を弄びやがって!というのはウソである。男はいつだってスケベなことしか考えていない。それを美化するのは、実際どうなんだろうか。

 現実は、向こうはそれが生きて行く術で(それはそれで人として十分問題なのだが)、男性にもウソを真実(まこと)に変えるチャンスだってあったのだ。金に頼り過ぎたのが、そもそも間違いじゃなかったのか。

 スタートは、2人が住む家をリフォームしたい、と言われていたから、金を渡したってか?

「あんたと住むなんてゆうてへんやろ!」

 ごもっとも。




沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『死に体』を好評連載中。