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R-ZONEアンダーグラウンド通信

「貸したお金、返してもらいます」No.1回収屋の手口

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「回収屋」という職業


 街金。

 闇金とか裏金融とか高利貸しと呼ばれる無許可の金貸屋さん。

 警察に見つかれば、出資法違反、貸金業法違反、恐喝、詐欺等で逮捕確実なブラックビジネス。

 しかし、それでも街金が必要とされるのは、普通の銀行やサラ金から借金する事が出来ない人たちが大勢いるからである。別に誰もがカード破産者だったりブラック借主というわけではない。

 例えば、サラ金に金を借りに行ったら極度額が50万円までだった。しかし、今、どうしても100万円必要となれば、街金で借りるしかない。銀行に融資を申し込む事が出来る企業ではあるが、融資審査を待つほど時間がなく、明日明後日にどうしても事業資金で1000万円が必要である。そんな時は街金に行くしかない。

 街金側も、急な申込みが当たり前の業界なので、常に動かせる現金を用意しておかなければならない。更に、普通ではありえない借り方、貸し方ということもあって、利子の方はけっこう高い。高利貸しと呼ばれる所以でもある。利子の設定については非合法であるため全体基準というものはなく、あの街金なら○%、あそこなら○割なんていうふうにそれぞれである。

 よくあるのは、三分貸し(さんぶがし)で月0.3%利子や割貸しと言って、借りる時にあらかじめいくらいくらで返済するというふうに返済金額を決めてしまうやり方だ。120万で来月末に返すから今100万貸してとか。これだと2割貸しである。
 はっきり言って、違法行為なので、借りても別に返さなくてもいいだろう、と借り逃げをする借主もわりと多く、街金業界では、取り立て行為(貸金回収業務)に余念がない。

 しかし、それでも、返さないツワモノ借主もけっこういる。どこかに夜逃げをして行方知れずになるようにことはなく、この手のツワモノ借主たちは、堂々と自宅で優雅に生活しているケースが非常に多い。とても図太い神経の持ち主たちで、言い方を変えれば、これぐらいの図々しさと無神経ぶりがなければ街金から金を借りてノウノウとしていられるわけがないのである。

 まさに借り倒し専門とも言えるそんな借金大王たちを屈服させて金を回収するビクトリーレポマンのような回収のプロがいた。