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工藤明男コラム

工藤明男が語る「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説山口組編」

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 みなさんは『やりすぎ都市伝説』という番組をご存じでしょうか。

「信じるか信じないかは、あなた次第です」というアレですよアレ。

 今回はちょっと趣向を変えて、山口組に流れているやりすぎ都市伝説?を僕が語ってみましょう。あらかじめ言っておきますけれど本家同様信じるか信じないかは、あなた次第ですからね。

 現在、六代目山口組ではナンバー2(高山清司若頭)から、ナンバー3(橋本弘文統括委員長)、ナンバー4(大原宏延本部長)まで警察に身柄を拘束されていますよね。ここまでは、あまりヤクザに詳しくない人でも知っているんじゃないでしょうか。あれだけメディアが「ナンバー2から4まで逮捕」と流すのですから、嫌でもテレビや雑誌を観たり読んだりしていると、頭の中に残ってしまいますよね。

 でも、メディアがそういう報道の仕方をしなかったら、果たして今と同じ認識を持っていたでしょうか。

 だってナンバー2の高山清司若頭が逮捕されたのは6年近く前の2010年11月ですよ。2014年からは刑務所に服役中だし、最近逮捕されたおふたりと重ね合わせる、という発想にはなかなかならないと思んですよ。

 たんに「最近、よく大物ヤクザが捕まっている」というだけで、「六代目山口組のナンバー2からナンバー4までが社会不在だ」とは思わないんじゃないでしょうか?

 現に、私が話を聞いた関係者の方たちは、みんな言っていましたよ。「ああ、言われてみれば、そうだよな」って。

 という事はですよ、マスコミが騒ぎ立てるまで、誰もそんな事を意識していなかったという事じゃないですか。

 だいだい、今の六代目山口組で司組長の次に発言力があるのは、橋本統括委員長や大原本部長よりも竹内照明若頭補佐だっていうじゃないですか。その竹内若頭補佐はいまなおシャバで健在で、積極的に行動されているわけで、その点では以前と何も変わっていないはずです。

 つまり、メディアが意図的に、繰り返し繰り返し「ナンバー2から4までパクられている!」と騒ぎ立てているのって、実は「六代目山口組はガタガタである」というイメージの流布の可能性があると思いませんか?

 ところで、マスコミやメディアの意向というのは、どこからきているか知ってます? 読者受け? 視聴者受け? それももちろんあります。でもそれだけじゃないんです。

 ある権力の意向にそって作られているのです。その権力に背けば、すぐさま報道規制がかけられ、その話題は流せなくなります。

 その権力が神戸山口組よりも六代目山口組を問題視して、マスコミに圧力?をかけて、今のような報道が垂れ流されているという仮説も、あながち間違いではないのではないでしょうか。

 ヤクザは、良くも悪くも(悪い面のほうが多いですけど笑)、日本が生み出した伝統という側面があります。海外のマフィアとは、似ているようでいて異なります。そこは権力側も、ヤクザ=悪とアピールしながらも、最低限は理解していると思うんですよ。じゃなきゃ、とうの昔にヤクザは、山口組に限らず解散させられていたんじゃないですか。

 法律なんて、時の権力者の思惑ひとつでなんとでも捻じ曲げれるんですから。

 もしかして権力者は報道を通じて、日本の裏社会を、自分の思い通りにコントロールしようとしているのではないでしょうか......。

 オチとして、もう一度言います。信じるか信じないかは、あなた次第!


 (文=工藤明男)


【工藤 明男 (くどう あきお) プロフィール】
東京都生まれ。作家。杉並区出身の関東連合元リーダー。IT・芸能の分野で活躍。経済界のみならず政界にも幅広い人脈をもっており、現在は複数の企業の筆頭株主として、主に投資と企業コンサルタントの仕事を行なっている。警察当局から関東連合の資金源と目されてきた。表舞台に顔を出したことはない。