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男のガッツリグルメ7 徳島県徳島市『S』の天を突く!スーパー天丼

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男心をソソるものは胸の谷間やパンチラよりもガッツリな飯だ。女体盛りよりも飯の山盛りのほうが愛おしい......。そんなガッツリグルメ愛好家のオススメの逸品を紹介していく。今回も四国支部からのエントリーだ!


天高く腹肥える天丼

 
その料理が運ばれてきた時、驚かずにはいられない。徳島県徳島市にある海鮮料理屋『S』の名物『スーパー天丼』のことだ。

いったい、何が"スーパー"なのか?それは、まず


"高さ"だ。


gatumeshi7-1.JPG

全長50センチはあるのではないか?中央にアナゴ一匹をそのまま揚げたモノが直立し、それを支えるようにエビの天ぷらが7、8尾(その時の大きさによって異なるようだ)。さらに、季節の野菜の天ぷらで周囲を固めている。

とにかく、目の前で"そびえ立つ"という表現がピッタリな天丼を目の当たりにすると、どうなるか御存知だろうか?まず、思考回路が停止する。なんだか、食べ物に見えないのだ。


まるでオブジェだ。


しかし、食べなくてはならない。だけど、思考回路が動いていないので、どこからどのように食べて良いのか分からなくなる。試行錯誤してみるが......。すると、店員さんが、「天ぷらは一度、取り皿に取って召し上がってくださいね~」とのこと。

つまり、このフォルムを楽しめるのは運ばれてきてから束の間のことでしかないのだ。なんだか残念である。

ただ、その後も驚くべきことが起こる。取り皿に天ぷらを分けると、丼の中の飯が露わになるワケだが......多い!まぁ、あれだけの量の天ぷらを支えてきたわけだから納得であるが、おそらく3合程度だろうか。天ぷらとご飯を分けると、特盛り天ぷら定食といったテイになってしまった。

すべての天ぷらが、サクサクのころもに、新鮮な素材の味が生きていて、なかなか美味しい。いわゆる、ご飯が進む......が、ご飯は減らぬ。かなりの強敵だ。名物なので、周囲にも、このスーパー天丼をオーダーしている人はいるが、基本的に家族全員で取り分けて食べている。どうやら、一人前と認識しているのは当方だけのようだ。

それでも、なんとか強敵を倒した。完食である。しかし、この後、さらなる強敵が待っていた。支払いである。お値段をああだこうだ言うのは下衆であるが、たしか、2,500円程度だったと思う。値段もスーパーなガッツリグルメであった。




(取材/文=日向薫平)