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【近未来】「生物のDNA情報デジタル変換装置」の完成を急がせる理由

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研究が進む「生物のDNA情報をデジタルファイルに変換する装置」現在、マジメに開発中。

 NASAジェット推進研究所主任研究者・ステルツナー氏が提唱する「人間プリントアウト方式」というものがある。

 これは、人類が宇宙に進出して新たな惑星で移住する際、例えば、地球から何十万人もの人間が新惑星に引越しをすることはむずかしいので、「人間という生命体」が新惑星に生息できればいいではないか、という思考に基づいている。

 「○○さんが新惑星に引っ越した」のではなく、まずは誰でもいいので人間が新惑星に生息できることが最優先というもので、人間の遺伝子情報をデータ化して、新惑星に輸送し、現地で「遺伝子データをプリントアウト」して大量の人間を生み出すやり方である。

 こうすることで、生身の人間が、危険な宇宙旅行をせずとも、「人間が新惑星で生息できる」ということになるのである。そして、そのためには「生物をデジタル変換する装置」が必要になる。

 遺伝子をデジタルデータ化することができる装置。そして、出力コピーできる装置。生物デジタル装置によって出現した人間は、クローン人間とも呼べるかもしれないが、ステルツナー氏が目指すところは、クローン人間の新型を生み出すことではなく、あくまでも、リスクの高い宇宙移動をしないでどうやって人類が新惑星で生息することができるのかである。そのためには、生身の体で移動するよりも、コンパクトな遺伝子データとなって移動した方が、生命が危険にさらされることがないという考え方である。