証言を求めて、ツリー周辺を探索
東京スカイツリー。
言わずと知れた日本が世界に誇る高さ634メートルの電波塔である。2012年に開業し、観光名所としても多くの人が訪れている。
そんな東京スカイツリーに「出るらしい」のである。なにが?
はい、ゆーれーちゃんです。幽霊ちゃん♪
東京スカイツリーなだけに「ツリ」つながりで「釣り人の幽霊」が出ちゃうとのこと(近所の事情通)。
話によると「釣竿を持った人」だそうだ。おいおい、そりゃ、人間だろ。スカイツリーは隅田川に面して建っており、夜になると、隅田川で釣りをするおっちゃんがちらほらいる。そんな釣り好きのおっちゃんたちを幽霊扱いするとはどういう無礼じゃ!
だが、話はここからである。「出る」という釣り人は、侍の格好をしているという。その昔、江戸時代の頃、この辺りは「落ちぶれた侍や浪人たち」が心の平和を求めてたそがれにくる川べりだったそうだ。今で言うと、リストラされたおっちゃんや無職のおっちゃんたちがただすむ公園といった感じだろうか。隅田川を見つめながら、つい、思い余って入水自殺する侍もいたらしく、「出る」と言われる釣り人の幽霊は、どうもそこらへんをルーツにしているらしい。