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腐女子を『妄想を喰らうキモ集団』と煽り炎上中の出版社に行ってみた

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炎上を狙った可能性も?

 ここで気になるのは、「封印発禁TV」の表紙のレイアウトである。腐女子記事の見出しはかなり上部に配置されているのだ。「禁断の女子アナしろーと時代」など、興味深い記事を差し置いて。
 当然だが、雑誌の表紙はアピールしたい見出しを上部に持ってくる。特にコンビニが主流販路のものは棚に差して並べられるため、表紙上部が勝負ゾーンなのだ。

 ということは、腐女子バッシングが売れると睨んで製作しているのは確かだろう。無断転載を意図的にやったのかまでは不明だが、そもそも炎上商法のにおいがするので、この事態はミリオン出版にとって御の字かもしれない。謝罪文を出したことで「どんな叩かれ方をしているのか見てみたい」と興味を持つ腐女子やそれに興味を持つ人も出てくるだろうから。


 一昨年のNHK大河ドラマで岡田准一が演じた戦国大名・黒田官兵衛は「神罰、君罰、民罰の中で民罰が一番恐ろしい」と言っている。要するに、神や権力者より一般人のほうがよっぽど怖いのだ。この炎上がどのように転がるかわからないが、官兵衛は「民罰を受けると国が亡ぶ」と言っている。

 コンテンツビジネスやネット社会のあり方に一石を投じた波紋はどこまで広がるのだろうか?


(取材/文=八神千鈴)