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腐女子を『妄想を喰らうキモ集団』と煽り炎上中の出版社に行ってみた

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問題の中核は内容ではなく無断転載

 『封印発禁TV 素手喧嘩SP』の該当ページを読んでみたが、腐女子の歴史と現在、思考回路、生態などがわかりやすくまとめられており、よくできている記事だと思う。腐女子を指して「輩」や「連中」という言葉は使っているが、内容にひどい偏見や差別はなく、むしろゴシップ誌にしては生ぬるいくらいだ。

 それよりも問題なのは、趣味のイラストやコスプレ写真、いわゆる二次創作の同人作品を無断転載した点に尽きる。SNS上では無断転載された作品の制作者がすでに名乗り出ており、著作権侵害で訴えるという騒ぎになっているのだ。

 ここでよく出る疑問に、そもそも彼女たちが作った二次創作が著作権侵害ではないのか?というものがある。
 答えはイエスである。

 しかし現状の日本での著作権侵害は親告罪なので、著作権を侵害された側が訴えなければ犯罪は成立しない。二次創作をする人間はコンテンツに関連する書籍やグッズを購入するお得意様であり、コンテンツの広告塔にもなっているので、著作者がお目こぼしをしているというのが実情で、訴えられれば即アウトである
(二次創作のガイドラインをつくって許可しているコンテンツもある)

 では、どこにどのような無断転載があったのか......その該当箇所を写真に撮って公開すると今度はこちらが無断転載になってしまうので、見苦しい再現イラストでお伝えする。

0121inaizumi_ph04.jpg

計3点、同人作品を無断転載したと考えられている。


 著作権侵害については、その解釈に様々な問題があり、アフィリエイト専門のサイトなども含めたネットの世界でも議論されるべきところ。
 しかし、同人をやる人間はそれがグレーゾーンの活動だと理解しており、また自分の作品に対する愛着が非常に強いため、同じコンテンツの愛好者以外に見られることを激しく嫌悪する。だからこそ、この炎上騒ぎになったのだ。まさに触れてはいけないエリアに触れてしまったといえるだろう。