>  > 舐められてるし、舐められても仕方ないようなことしてるし
元極道の異色作家・沖田臥竜のニュース解説  「プロ」はニュースはこう読む!

舐められてるし、舐められても仕方ないようなことしてるし

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政府は1月7日(日)午前9時31分、北朝鮮西岸にある平安北道東倉里(トンチャンリ)発射場から事実上の弾道ミサイル(北朝鮮側は「人工衛星」と発表)1発が沖縄県地方の方向に発射されたと発表しました。 この事態を受け、安倍晋三首相、首相官邸で記者団に対し「断じて容認できない。明白な国連安全保障理事会決議違反だ。国際社会と連携し、毅然として対応する。国民の安全と安心を確保することに万全を期する考えだ」と述べました。なおミサイルは9時45分ごろ、日本の南約2000kmの太平洋に落下しました。


「断じて容認できない」のはわかった。で、どうすんの?


okita_news_20160208_01.jpg

Illustrated by 振り逃げ氏

 明らかに世間知らずそうな容姿のこのバカボン。バカだバカだとは思っていたが、遂に沖縄方面に向け、弾道ミサイルを発射させたらしい。

 それを受けて、首相である安倍さんが、安全な首相官邸で、「毅然とした対応を行なっていく」と申されておったのだが......。

 申し訳ない。もう安倍さん、橋下さんあたりにその席を譲ってはどうであろうか。

 さすがに、その席に据えられれば発言は慎重になるかもしれないが、それでも、橋本さんならもう少し骨のある力強い発言と行動に出るのではないだろうか。

 絶対安全の場所から遺憾の意を述べるよりも、被害が起こっている現場へ急行するほうが、私には大事だと思うのだが......。

 北朝鮮にしても、要はアメリカに文句があるのであろう。だったら、男らしくアメリカに挑めば良いではないか。なぜに日本を脅かすのだ。

 それは、日本が北朝鮮に舐められているからである。

「ワンピースの放送がいきなり、北朝鮮のミサイル報道に切り替わった! ビデオ撮ってたのに!」と呑気なことを言っているからである。

 自衛隊にしても、もう少し緊張感を持ってはどうかと思う場面に、私自身がつい先日、出くわしている。

 先日からとある用事で、ある駐屯地に出入りさせて頂いているのだが、訓練中に、スロットのジャグラーの話を、爛々と目を輝かせながらしている隊員さんに出くわしてしまった。

 人間だもの、スロットの話をするな、とは言わぬ。危機感を持て!と叫んでも、表面上は至って平和だ。一人だけ、張り切っても逆に浮いてしまうのも分からなくない。

 だけど、現、日本国憲法がどうであれ、国民の認識として、戦争となれば、自衛隊が最前線で死守してくれると思っているのだぞ。

「GOGOランプが眩し過ぎる!」とか言っとる場合か。

 誤解なきように、言っておくが、立派な隊員の方がおられるのも十分理解している。ただ、私が直接見た風景で、そういう場面を目にしてしまったから、言っておるのだ。

 アメリカどうこうよりも、色々難しい事かもしれないが、今回の北朝鮮の暴挙に対して、やる時はやりますよ!という姿勢をはっきり見せつけるのも大切ではなかろうか。

 駐屯地に私と一緒に同行したとある年輩の方が、件のジャグラーの話を聞きながら、「日本も済んでもうたの~」と呟かれたのが、感慨深かった。




沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『死に体』を好評連載中。