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「SMAP解散」を全国紙も報道。スポーツ紙はその内容に"温度差"

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国民的グループの解散騒動に取材力やその関係性が表れた!?

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1月13日付の日刊スポーツ一面

 13日、日刊スポーツとスポーツニッポンではSMAPの"育ての親"である女性チーフマネージャーがジャニーズ事務所退社を決意し、木村拓哉以外の4人(中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)も退社の方向と報道。木村のみがジャニーズに残留する方針とされ、同日午後には事務所側も解散についての協議・交渉中であることを認めた。

 この日の『ミヤネ屋』も13日の放送に続いて、SMAPのニュースを伝えた。まずは、国民的グループの解散騒動だけあって、四大紙(朝日新聞・読売新聞・産経新聞・毎日新聞)でもこの一件を報じたことを紹介。司会の宮根誠司がスポーツ報知の高橋誠司デスクに「昨日、日刊スポーツさんとスポニチさんがドンと報じました。スポーツ報知さんとしてはどこで(情報を)掴んだんですか?」と尋ねると、高橋氏は「実はウチも先週末ぐらいに同じような情報が......。『木村さんが残って他の4人が出られる』という話もちょっと聞いてたんですけど。各方面、取材してたんですがハッキリとした確証がとれず、ちょっと残念な結果に......」と、説明。

 また、宮根は14日付のスポーツ各紙がこの騒動に触れているものの、それぞれ論調が異なることを指摘。スポーツ報知は中居の"独立"を前面に押し出した一面記事となっていたため、宮根は高橋氏に「これは中居さんだけ独立するっていう風にとってもいいんですか? 他のメンバーは残るけど、中居さんだけ独立するってことですか?」と質問。高橋氏は「木村さんが残留されるっていうのはもう既定路線というかほぼ決まってるんですけども、あとの4人が『(事務所に)戻りたがってる』っていう情報もあったんですが、ウチの取材では中居さんに関しては『出て行く』っていうことでの紙面になりました」と回答。

 日刊スポーツは「『戻りたい』でも戻れない SMAP独立4人」という見出しで伝えており、記事によれば独立を決意した4人は周囲の話に耳を傾ける中で、事務所にとどまろうとする動きを見せたが、事務所側は独立の意思を示した4人を受け入れるつもりはないという。記事の一部を読み上げた宮根は「まぁ当然のことながら、SMAPのみなさんは揺れ動いたでしょうね」とフォロー。スポーツニッポンは「SMAP女性マネ、独立クーデター失敗」、デイリースポーツは「消滅」という言葉を強調した見出しとなっていることに触れた。

 そして宮根が「ファンのみなさんはもちろんショック受けてらっしゃいますし、こういう形で仮にSMAPというグループが無くなると非常に残念ですよね」と振ると、コメンテーターのやくみつるは「SMAPとしての活動もできなくなるどころか、ここで事務所側が態度を硬化させれば、もし戻れなくなるかもしれないであろう4人が、それぞれのピンの活動すらもできなくなったりしたら、やっぱり損失は大きいと思うんですよね。中居くんとかはもう、余人をもって代えがたい司会者の地位を築いてるし、香取くんも三谷幸喜の作品などには欠かせないメンバーになったりとか、それぞれに立場ありますから。それが見られなくなったらこれはよろしくないですよね」と、コメント。

 SMAPといえば、個々でもテレビ・CMなど多くのレギュラーを抱える人気タレントだが、読売テレビ報道局解説副委員長・春川正明氏は「私、昨日東京である新聞社の人とお話してたんですけど。いわゆる一般紙がそれぞれどういう扱いをするっていうのはそれぞれ悩んでらっしゃるんですね。結果的に見ると、いわゆる芸能界だけの問題じゃないんだと。要は社会的にいろんなところに影響が出るので、やっぱり大きいニュースではないかってことで、やっぱり新聞社の方々も扱いをね。朝日新聞が一面に書いたように、普通ではなかなか考えられない扱いですよね」と、国民的グループの解散騒動が与えた影響の大きさを語った。

 続いてスポーツ報知の高橋氏がスポンサーなど各方面への影響について話していると、コメンテーターの住田弁護士が「すみません。私、SMAPの大ファンなんですけど」と、"横入り"。「SMAPってグループだけじゃなくて単体で売り出したってこと自体が、アイドルグループとしての新しい生き方を......お笑いにも出て活躍するようになったんで、やっぱり若い方が続いてきたワケですから。その存在自体、やっぱりちゃんとした形で認めていっていただきたいなと思いますね」と、SMAPの偉大さを訴えかけた。

 ここで宮根に「やくさん、10年後SMAPどうなんだ、20年後どうなんだっていうのはみなさん楽しみにしてる」と促されたやくが「40代なら40代のSMAPをいま見せてる最中ですから、これはどんどん進化してく、深くなっていくはずですから、それはやっぱり見たいですよね」と語ると、再び住田弁護士が食い気味に割って入り、「すみません......。コンサート行くと親子でのSMAPファンってのもいるんです。そして、どの曲もみんな覚えていて口ずさむんですね。ですから、SMAPの曲がまたなくなるっていうことに本当に悲しく思いますね。もしそういうことになったら」と熱いトークを繰り広げる横で、やくは思わず苦笑い。

 さらに、住田弁護士は「でも私はそれでもSMAPの歌は残してほしいなと思うんですよね。森(且行)くんが離れて、6人から5人になっても頑張ってきましたから。で、中居くんは中居くんで素晴らしく一人で、ピンで活躍されると思うんですけども。SMAPという名前とその曲とかそういう存在自体は、やっぱり私は日本の芸能史上に残すべきだと思いますけどね。記憶だけじゃあまりにも寂しいですよね」と、持論を展開。

 やくが「丸く収めてくれないかな、中居くんあたりは賢い人だからと思いますけどね」と願いを込めると、改めて住田弁護士は「私、若いジャニーズのグループも応援してるんで。彼らもやっぱりこのことすごい心配してるはずなんですよね。だから、先輩がちゃんとやってる、うまくやってるっていうことは、やっぱりジャニーズ事務所全体についても、良い話だと思うので、ぜひ丸く収める方向で、なんか協議を進めていただきたいなと思いますよね」と悲痛な表情で語っていた。


(文=テレビマニア