不意打ちの解散劇か
ジャニーズ事務所の驚くネタが13日未明に飛び込んできた。
国民的人気グループSMAPが解散する、と報じているのは、日刊スポーツとスポニチ。解散と銘打っているのではなく、中居正広(43)稲垣吾郎(42)草なぎ剛(41)香取慎吾(38)の4人が独立することになったため、事実上解散するということだ。

日刊スポーツは「解散」と銘打った。

スポニチは「分裂」と報道。
理由としてあげられているのは、SMAPの育ての親ともいわれている敏腕女性マネージャーが、ジャニーズ事務所の子会社の取締役を辞任し、来月にはジャニーズ事務所自体を退社する予定だという。このため、メンバーのうち前述の4人が同じく事務所を退社する意思を固めたというのだ。では、木村拓哉はどうするのか。彼は一人で事務所に残る決意だという。
ネット上では速報として取り上げられており、あまりにもビックなニュースのため、信じているユーザーの方が少ない印象を受けるが、それも無理のない話。SMAPは今や国民的グループとして長らく確固たる地位を築き上げており、嵐という若手(といっても既に30代だが...)の台頭はあるにしても、スター性・カリスマ性はSMAPに一日の長があると思っている国民の方が多いはずだからだ。
また、各メンバーも、5人そろって仲が良いという訳ではなさそうだが、SMAPの一員というのは大きなバックボーンとなっていることはそれぞれが認めている。
ただ、予兆はあった。
大晦日の「笑ってはいけない」シリーズで恒例の「ガキ使」には、ゲストメンバーとして一時的ではあったが中居正広が登場。誰もが驚く展開となった。
その後、松本人志プロデュースの人気番組「すべらない話」では、これまた中居正広が初参戦し、MVSを受賞している。
つまり、今までになかったようなキャスティングがテレビ界で見られているのだ。
また、メンバーの不仲説も依然として根強く残っており、昨年のネット上で、中居正広が「30年もやっていれば、いざこざがあると(解散に)直結する可能性もある」という発言が大きく取り上げられ意見が飛び交った。
そして、敏腕女性マネージャーをある意味崇拝しているような木村拓哉の態度も過去に報じられており、メンバーとの絆とマネージャーへの信頼感のどちらをとるのか、その時にならないとわからない...ということも言われていた。
今段階では、新聞ベースでの記事がネット上で騒がれているため、正直言って真相は不明だ。しかし、もしもこれが事実なのだとしたら、おそらく日本だけではなく世界中でもニュースとなることは間違いなさそう。
何十年経っても「世界に一つだけの花」を聞けると思っていたファンも多いだけに、その動向に注目が集まる。
さらに、真実かは解らないし、たとえ真実だとしても本当の理由が語られるかどうかもわからないが、4人が退社してキムタクだけが残るという選択肢は、大きな波紋を呼ぶはずだ。
既にネット上でも「ホントならキムタクださい」とか「真意がわからない」という書き込みが散見している。
人気があるから残るのか、それも事務所の方針なのか。今や、メンバーの一人ひとりが強烈な個性を放つ存在でもあるため、何が最善なのかは正直言ってフタを開けてみないとわからないかもしれない。
(文=花の道六波羅)