>  > 学校崩壊の現実! 転校生一家を襲った惨劇

学校崩壊の現実! 転校生一家を襲った惨劇

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

都心の小学校が今、かなり危険な状態になっているのをご存知だろうか?学級崩壊という言葉が聞かれて久しいが、10年ほど前から教育現場の崩壊がさら進み、もはや学校崩壊の態をなしているのだ。それはかつてのいわゆる不良生徒が問題を起こすといった構造ではない。平均的な生徒達が集団で織りなす崩壊行動。そして、それは学校側にも教師にも咎められることがない。そして、その被害者となるのは、力の弱い生徒である。今回は、ある転校生の家庭が体験した転校先での過酷な体験を取材した。

チサトさん(仮名/34歳/専業主婦)

──東京都内へ引っ越してこられたのは、昨年ですね?

「はい。夫の仕事の関係で。それで、うちの息子は当時、小学4年生だったのですが、転校することになりまして、その小学校でひどい目にあってるんです......」

──どんな学校なんですか?

「なんていいますか、一見、とてもいい学校なんです。生徒の人権を尊重するというのをモットーとしてまして。ただ、それが極端といいますか、行き過ぎているといいいますか......」

──人権尊重、ですか

「はい、生徒の人権尊重、生徒の自主性尊重、生徒の平等尊重、ですね。最初に先生に説明されたのが、クラス内で何か問題が起こったら、教師側の価値観を押しつけるのではなく、子どもの気持ちをきちんとヒヤリングして、一緒に考える姿勢を大切にしていると......。本当に説明しづらいのですが、言葉にすると、今でもいいとこだと思うのですが」

──確かに言葉だけ聞くと、非常に大切なことなような

「だから、最初はさすが都内の学校だな、とてもいい学校だなと思いまして。息子とも喜んでいたのですか」

houkai-1.jpg

内部では崩壊が深刻化している※イメージ

──しかし、違った?

「ええ。転校生ということもあるかと思うんですが、ウチの息子は体も小さくて、力も弱くて、なんというかイジメられやすいタイプなんです。それで、まず、ある日、校庭の滑り台から突き落とされるということがありまして」

──危ないですね

「はい。眼鏡も壊れてしまいましたし。それで、先生の対処なんですが、突き落とした生徒に話を聞くばかりで、ちゃんと叱ろうともしないんです」

──叱らない?

「ええ。お互いに言い分があるだろうということで。ヒヤリングというのをするばかりでして。それでそのヒヤリングの結果、そもそもは、うちの子が横入りをしたのが原因だということになって」

──それでも、突き落とすのは、よくないですよね

「ええ。でも、最後には、お互いが相手の気持ちを考えることができるようになろうね、みたいな話があっただけみたいで。でも、横入りしたのと、突き落としたのが、同じなわけもないじゃないですか。それで、私が学校に行って、先生に文句を言ったのですが、一方的に叱ってしまうのは大人の価値観の押し付けに過ぎません、みたいなことを言われて、そう言われてしまうとうまく言い返せなくて......」